御前崎ＬＣ「社会人の視点で」 受験前 中３生に面接指導
御前崎ライオンズクラブの会員約１０人が１７日、学校組合立御前崎中を訪問し、高校受験を控えた３年生約１２０人を対象に面接指導をした。本番さながらに模擬集団面接を実施。面接官役を務め、経営者や社会人の視点で面接攻略のポイントを助言した。
会員らは志望動機や中学校生活で頑張ってきたことなどを質問。生徒の受け答えや服装の乱れ、入退室の動きなどを入念にチェックし、改善点などを伝えた。面接に臨む際の心構えにも言及した。保険代理店「エルアンドビー総合保険」の植田哲也代表は「本番は緊張すると思うが、必ず合格できると信じて正々堂々と発言してほしい」と強気になる大切さを訴えた。
小塚祐生さん（１５）は「先生を相手にした普段の面接練習とは違う緊張感があった。面接官を意識するのではなく、ありのままの自分を出していきたい」と語った。同校では数年前から地域人材の協力を得て、面接指導に外部の視点を取り入れている。
（御前崎支局・市川幹人）
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