静岡・安東小150周年 餅つきや校内巡り 児童や地域住民ら楽しむ 

 静岡市葵区の安東小で20日、創立150周年を記念した学校開放イベント「みんなで150(いこお)学校が遊VIVA(ビバ)」(同小PTA主催)が開かれた。児童や保護者、地域住民らが訪れ、多彩な催し物を楽しんだ。

つきたての餅を味わう児童=静岡市葵区の安東小
つきたての餅を味わう児童=静岡市葵区の安東小

 同小の保護者で構成するコーラス部の美しい歌声が体育館に響き渡り、イベントがスタート。男性保護者による有志団体「おやじの会」がつきたての餅を提供し、ブースに大行列ができた。校内に配置されたスタンプやシール、クイズの答えを集めると景品がもらえる企画も人気を集め、児童は「あと一つ」「2階に行けばあるかも」などと言いながら、校舎をくまなく回った。同小の歴史を紹介するポスターや航空写真も展示された。
 同小PTAの告井督夫会長は「150周年記念行事は、式典よりも児童や地域の人が楽しめるイベントをやりたいと思った。子どもたちの笑顔を見ることができて何よりうれしい」と話した。
 (社会部・五十嵐美央)

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