特殊詐欺に交通事故　高齢者守る対策重点　静岡中央署協議会

　市民の意見を警察業務に反映させる静岡中央署協議会（高田和明会長）の会合が２３日、同署で開かれた。協議会委員と署幹部ら２６人が出席し、１～３月の業務重点を「事件・事故から高齢者を守る対策の推進」とすることを承認した。

　特殊詐欺対策は、金融機関やコンビニと連携した水際での注意喚起や、啓発対象を絞った広報活動、ナンバーディスプレー機能の活用など電話機対策の強化を進める。交通事故対策では生活道路での取り締まりや自転車利用者へのヘルメット着用の呼びかけなどに取り組む。
　昨年１０～１２月の業務状況や逮捕事案も報告した。及川博行署長は「市民の安心安全のために署員一同、昨年以上に努力する」とあいさつした。

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