静岡県開発アプリ「クルポ」 気軽な温暖化対策 同世代に広める 静岡城北高生が活動を報告

 探究学習の一環として、静岡県が開発した地球温暖化対策アプリ「クルポ」の普及活動に取り組む静岡市葵区の静岡城北高の2年生が31日、全校生徒への活動報告を同校で行った。

地球温暖化対策アプリ「クルポ」の普及活動について報告する生徒=静岡市葵区
地球温暖化対策アプリ「クルポ」の普及活動について報告する生徒=静岡市葵区

 公共交通を利用するなど環境に配慮した行動「脱炭素アクション」を行うとクルポのポイントがたまり、景品が当たる抽選に参加することができる仕組み。同校2年の4人は、バスの車内に張られた広告などからアプリを知り、気軽に温暖化対策に参加できることを同世代にもっと広めたいと思い、活動を始めた。
 報告会ではアプリを運営する担当者に詳しい話を聞き、ダウンロードを呼びかけるポスターを校内に掲示したことや、自治会長が集まる会合などに足を運んでアプリの魅力を直接PRした活動などを紹介した。報告した池田歩花さん(17)は「地球温暖化を身近な問題と捉えるようになった。クルポの認知度は上がっているので、次は利用の習慣化に向けた活動に取り組みたい」と話した。
 (社会部・五十嵐美央)

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