静岡県産花に感謝の気持ち込め 浜松・芳川小児童がアレンジ挑戦

 浜松市中央区の芳川小で20日、静岡県産の花を生けるフラワーアレンジメント体験講座が開かれた。2年生の児童ら約120人が自身の感性を生かし、オリジナル作品を完成させた。

真剣な表情で花を挿す児童=浜松市中央区の芳川小
真剣な表情で花を挿す児童=浜松市中央区の芳川小

 ピンクや白のガーベラやかすみ草、トルコキキョウなどの花を思い思いの長さに切ったり、花の向きを調整したりして、吸水性のスポンジに挿した。市内の生花店に勤務する3人が講師を務め、「茎は斜めに切るように」「花が自分の体の正面にくるように挿して」などと助言。児童たちは真剣な表情で一本一本丁寧に花を扱い、「どのくらいの長さがいいかな」などと悩みながら完成させた。
 粂想真君(8)は「植木鉢みたいなイメージになるよう工夫した。とても楽しかった」と話した。
 県の事業「学校中花いっぱい大作戦」の一環。完成した作品は、6年生を送る会の装飾として活用したり、家族に感謝の気持ちを伝えるため自宅に持ち帰ったりするという。
 (浜松総局・小林千菜美)

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