“おかしな水槽”できた 親子で環境と食学ぶ 浜松「ウォット」×三立製菓

 浜松市中央区舞阪町の浜名湖体験学習施設「ウォット」は23日、子どもたちが環境と食について学ぶイベントを開いた。「かにぱんでたべられる!?おかしな水槽を作っちゃお」と題した菓子メーカーの三立製菓(同区)とのコラボ企画で、市内外の親子20組が参加した。

「かにぱんお姉さん」(右)とお菓子を使った水槽作りに挑戦する参加者=浜松市中央区の浜名湖体験学習施設「ウォット」
「かにぱんお姉さん」(右)とお菓子を使った水槽作りに挑戦する参加者=浜松市中央区の浜名湖体験学習施設「ウォット」


 「かにぱんお姉さん」として活躍する同社の望月沙枝子さんが講師を務めた。菓子製造の様子などを動画で紹介した後、「お菓子の水槽」作りに挑戦した。子どもたちは「チョコバット」や「かにぱん」にチョコペンで顔を描いたり色を付けたりして魚やカニをカラフルに表現。ケースに入れてオリジナルのお菓子の水槽を完成させた。
 菓子で親子のチンアナゴを作った中央区の山城瑛真ちゃん(5)は「かわいい水槽ができた」と笑顔を見せた。
 同施設の職員は浜名湖に生息するカニの種類や特産のドウマンガニの生態について説明し、ごみによる環境破壊の問題を解説した。
 (浜松総局・山川侑哉)

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