捨てずにおいしく料理 児童ら、食品ロス削減学ぶ 専門学生の環境配慮レシピに挑戦 静岡市葵区

 静岡市は24日、食品ロス削減に向けた親子料理教室を同市葵区の鈴木学園中央調理製菓専門学校で開いた。市内を中心に小学生と保護者約40人が参加し、食材を無駄なく使い切る調理法などを学んだ。

ダイコンの葉やキャベツの芯など廃棄されがちな食材を調理する参加者=静岡市葵区の学校法人鈴木学園中央調理製菓専門学校
ダイコンの葉やキャベツの芯など廃棄されがちな食材を調理する参加者=静岡市葵区の学校法人鈴木学園中央調理製菓専門学校
ダイコンの葉やキャベツの芯など廃棄されがちな食材を調理する参加者=静岡市葵区の学校法人鈴木学園中央調理製菓専門学校
ダイコンの葉やキャベツの芯など廃棄されがちな食材を調理する参加者=静岡市葵区の学校法人鈴木学園中央調理製菓専門学校
ダイコンの葉やキャベツの芯など廃棄されがちな食材を調理する参加者=静岡市葵区の学校法人鈴木学園中央調理製菓専門学校
ダイコンの葉やキャベツの芯など廃棄されがちな食材を調理する参加者=静岡市葵区の学校法人鈴木学園中央調理製菓専門学校

 同校生徒が環境配慮の観点で考案した全80点のレシピのうち、「SDGsギョーザ」「野菜の皮チヂミ」「ブロッコリーの芯の豚バラ巻き」の3品を作った。レシピにはダイコンの葉やキャベツの芯など、通常は廃棄されることが多い食材を使用した。同校の佐藤文俊講師や生徒のサポートを受けながら、親子で協力して料理を完成させた。
 島田第一小2年の山田栞鈴さん(8)は「普段食べないキャベツの芯がおいしくてびっくりした。家でもまた作りたい」と声を弾ませた。
 同市によると、2021年度に市内の家庭から排出された食品ロスの量は約1万トン。ごみ減量推進課の加藤花那主事は「子どものうちから食品ロスに関心を持ってもらい、家庭での廃棄量が減っていけば」と期待した。
 (社会部・鈴木紫陽)

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