日米ソフト7月静岡県開催 富士宮・富士山スタジアム、26年ぶり国際試合

 日本ソフトボール協会は27日、女子日本代表が7月6日に富士宮市の静岡県ソフトボール場(富士山スタジアム)で日米対抗の第2戦を行うと発表した。富士山スタジアムでの国際試合は、1998年の世界女子選手権以来26年ぶり。

日米対抗試合第2戦の会場に決まった静岡県ソフトボール場=27日午後、富士宮市山宮
日米対抗試合第2戦の会場に決まった静岡県ソフトボール場=27日午後、富士宮市山宮

 日米対抗は全3試合。7月4日にバンテリンドームナゴヤ(名古屋市)で開幕し、最終戦は同8日の横浜スタジアム(横浜市)に決定した。関係者によると、富士山スタジアムは両球場の中間に位置し、選手の移動にかかる負担を軽減できることが選定理由の一つになったとみられる。
 富士山スタジアムは、内野が黒土、外野が天然芝で両翼70メートルのソフトボール専用球場。内野スタンド3千席と外野芝生席2千席を備え、ナイターも完備する。新東名高速道新富士インターチェンジから北に車で20分ほどの場所に位置する。
 両国代表はイタリアでのワールドカップ決勝大会を同15日に控え、日米対抗戦はベストメンバーで臨むと予想される。世界最高峰の試合が本県で開催されることが決まり、関係者は学生選手の観戦招待や指導教室の開催に意欲を見せる。

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