スポーツSDGs、かるたで学ぼう 常葉大浜松生制作、児童ら体験

 常葉大浜松キャンパスの学生が作成した「スポーツSDGsかるた」の体験会がこのほど、浜松市中央区の上島小で開かれた。制作に携わった4人の学生のほか、5年生の約130人が参加し、かるたでSDGs(持続可能な開発目標)に取り組む大切さを学んだ。

SDGsについて紹介する学生
SDGsについて紹介する学生
かるたに挑戦する児童ら=浜松市中央区の上島小
かるたに挑戦する児童ら=浜松市中央区の上島小
SDGsについて紹介する学生
かるたに挑戦する児童ら=浜松市中央区の上島小


 東京五輪のレガシー(遺産)に関心を持ってもらおうと、同大健康プロデュース学部心身マネジメント学科の学生らが約半年かけて完成させた。かるたの絵札のイラストは同学部こども健康学科の学生が手がけ、小学生低学年でも分かりやすいかるたになるよう工夫を凝らした。
 児童らは1グループ5人ほどに分かれ、学生と白熱した札の取り合いを繰り広げた。「その用具 捨てる前に リサイクル」や「パラ種目 みんなができる 平等に」などの札が読まれ、児童は楽しみながらSDGsへの理解を深めた。
 同大の田村菜央さん(21)は「子どもたちが楽しんでくれてうれしかった。SDGsは難しいと思われがちだが、かるたで楽しく簡単に理解を深めてもらえれば」と話した。
 (浜松総局・小林千菜美)

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