⚽藤枝MYFC惜敗 大分に0-1 J2第3節

 明治安田J2リーグは10日、各地で第3節の残り6試合が行われ、藤枝はホームで大分に0-1で敗れた。

藤枝―大分 前半、ゴール前に攻め込む藤枝・浅倉(上)=藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝―大分 前半、ゴール前に攻め込む藤枝・浅倉(上)=藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝―大分 前半、ヘディングシュートが決まらず天を仰ぐ藤枝・川島=藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝―大分 前半、ヘディングシュートが決まらず天を仰ぐ藤枝・川島=藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝―大分 前半、相手選手と競り合う藤枝・シマブク(19)=藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝―大分 前半、相手選手と競り合う藤枝・シマブク(19)=藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝―大分 後半2分、先制点を奪われ肩を落とす藤枝イレブン=藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝―大分 後半2分、先制点を奪われ肩を落とす藤枝イレブン=藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝―大分 後半、ゴール前に攻め込む藤枝・中島=藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝―大分 後半、ゴール前に攻め込む藤枝・中島=藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝―大分 後半、攻め上がる藤枝・永田(左)=藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝―大分 後半、攻め上がる藤枝・永田(左)=藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝―大分 後半、相手選手と競り合う藤枝・杉田(手前)=藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝―大分 後半、相手選手と競り合う藤枝・杉田(手前)=藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝―大分 大分に敗れ、天を仰ぐ藤枝・須藤監督(右端)=藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝―大分 大分に敗れ、天を仰ぐ藤枝・須藤監督(右端)=藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝―大分 前半、ゴール前に攻め込む藤枝・浅倉(上)=藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝―大分 前半、ヘディングシュートが決まらず天を仰ぐ藤枝・川島=藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝―大分 前半、相手選手と競り合う藤枝・シマブク(19)=藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝―大分 後半2分、先制点を奪われ肩を落とす藤枝イレブン=藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝―大分 後半、ゴール前に攻め込む藤枝・中島=藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝―大分 後半、攻め上がる藤枝・永田(左)=藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝―大分 後半、相手選手と競り合う藤枝・杉田(手前)=藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝―大分 大分に敗れ、天を仰ぐ藤枝・須藤監督(右端)=藤枝総合運動公園サッカー場



 ①藤枝サ▽観衆2615人
 大分 1勝2分け(5) 1(0―0 1―0)0 藤枝 1分け2敗(1)
 ▽得点者【分】保田(1)

 【評】藤枝は試合を優位に進めながらも後半開始直後の失点が響き、大分に屈した。
 試合開始からボールを保持して攻め込んだ。矢村が前半10分、18分、29分と続けてシュートを放ち、33分には久富のクロスを杉田がニアで合わせたが、得点できなかった。
 失点はゴール前でマークのずれを突かれた。13分には杉田のスルーパスから矢村が詰めたが、惜しくもオフサイド。攻撃的選手の投入も実らず、最後までゴールが遠かった。


一瞬の隙が命取り 今季3戦未勝利無得点「殻破りたい」  J2で2年目のシーズンを勝ち抜くための「生みの苦しみか」。超攻撃的スタイルを掲げる藤枝が3試合続けて無得点で未勝利。須藤監督は試合後会見で「今後もぶれずに戦うが、ちょっとした変化は必要」と戦術を微調整する可能性を匂わせた。
 前半はボールを保持しながらハイプレスを掛け、目指すサッカーの一端を見せた。奪われても相手陣で即時奪回して攻め続け、指揮官も「ほぼパーフェクトだった」と振り返った。
 しかし、ゴール前の怖さには乏しく無得点で折り返すと、後半開始直後に見せた一瞬の隙が命取りになった。相手スローインから守備がほころび失点。ゴール前に人数はいたが詰めが甘く、ボランチの西矢は「今のチーム状況が表れ、もったいない失点。殻を破りたい」と悔しがった。
 後手に回ると前半の勢いが影を潜め、パス回しがバタつきだす。長身FW中島を投入した後はロングボールが増え、逆に攻撃の形を作れなくなった。結局、シュート数でも相手を下回り、エースの矢村は「チームとしてボールを運ぶ過程を工夫しないと。ゴール前のアイデアももっと出したい」と指摘した。
 対戦相手が研究してくるのは承知済み。攻撃をけん引した杉田主将は「ネガティブになる必要はないが、ゴールにつながるような裏を突く動きが足りない」と現状を分析した上で、「崩しのパターンを増やし、リーグ戦を通じて成長したい」と決意を新たにした。
(運動部・寺田拓馬、写真は写真部・二神亨)

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