川根本町「耐久サッカー」ギネス更新 昨年11月、2391人の参加認定

 川根本町で昨年11月に開催された「耐久サッカー」参加人数のギネス世界記録の審査結果発表会が10日、同町の旧中川根第一小グラウンドで開かれた。参加選手や町民らが見守る中、2391人の参加が認められ、世界記録を更新した。

ギネス世界記録達成が発表され、喜ぶ関係者=川根本町の旧中川根第一小グラウンド
ギネス世界記録達成が発表され、喜ぶ関係者=川根本町の旧中川根第一小グラウンド

 耐久サッカーは選手が交代しながらフルコートで11対11のサッカーを途切れることなく72時間続け、2016年にチリで達成された「サッカーのエキシビションマッチに参加した最多人数」のギネス世界記録(2357人)更新を目指していた。ギネス公式認定員が記録達成を発表すると、会場からは大きな歓声が上がり、喜びを分かち合った。
 企画した「SUN川根スタンドアップ!プロジェクト」の石原一則代表は「みんなのプレーが脳裏に焼き付いている。地域が盛り上げるきっかけにしていきたい」と話した。
 アンバサダーを務めたサッカー日本代表コーチの名波浩さんも会場に駆けつけ、祝福した。耐久サッカーを今後、毎年続ける方針も発表された。

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