書作、力強く美しく 静岡・駿府博物館で蘇峰会書道展開幕
第47回蘇峰会県書道展(蘇峰会、静岡新聞社・静岡放送、駿府博物館主催)の入賞作品展が12日、静岡市駿河区の同博物館で始まった。24日まで。
徳富蘇峰賞と県知事賞、市長賞の計8点は全期間展示し、ほかの大賞と優秀賞計315点は前後期に分けて紹介する。12~17日の前期は園児から小学6年生までの作品を展示。後期は18日の休館日を挟み、19~24日まで中高生や大学生、一般の作品を展示する。
前期は「よいこ」という指定語句を太い字体で力強く表現した作品や、「夢と希望」という文字を丁寧な筆遣いで美しくしたためた作品などが並ぶ。同会事務局の担当者は「園児による伸び伸びとした表現や大人による熟練の技などから、書道の多様な魅力を感じてもらえたら」と話した。
(社会部・五十嵐美央)