楽友会オーケストラ浜松、客席一体のステージに 23日公演へ練習
浜松市などの音楽愛好家でつくる「楽友会オーケストラ浜松」(高林克則団長)が、23日午後2時から浜名区のサーラ音楽ホールで開く公演「都田の杜にオーケストラがやってきた2」(静岡新聞社・静岡放送後援)に向けて練習に励んでいる。
17日には、20~80代の団員約80人が中央区幸のあいホールに集まり、全体練習を行った。リズムや強弱などを丁寧に確認し、音合わせを繰り返した。本番では、バレエ組曲の「白鳥の湖」や大河ドラマ「どうする家康」のテーマ曲など10曲ほどを披露する。
コンサートは20年以上にわたって毎年開催していた市内病院での演奏会がコロナ禍で開けなくなり、代替として昨年初開催した。高林団長(66)は2回目に向け、「クラシックに気軽に親しんでもらえるような演目にした。団員と客席が一体となってステージを作り上げたい」と意気込む。
入場料は前売り500円、当日券800円。問い合わせは高林団長<電090(1743)4186>へ。
(浜松総局・小林千菜美)