⚽藤枝MYFC黒星 愛媛に0-3 J2第7節

 明治安田J2リーグは30日、各地で第7節10試合が行われ、藤枝は敵地で愛媛と対戦し、0―3と完敗した。
愛媛―藤枝 前半、ゴール前で相手選手と競り合う藤枝のMF榎本(中央)とDF久富(左)=ニンスタ
①ニンスタ▽観衆2853人
愛媛 3勝1分け3敗(10) 3(0―0 3―0)0 藤枝 2勝1分け4敗(7)
▽得点者【愛】茂木(1)松田(1)菊地(2)


典型的な負けパターン 隙を突かれ失点  典型的な負けパターンにはまった。藤枝はボール支配率、シュート数、パス本数、いずれも愛媛を上回りながら隙を突かれて3失点。須藤監督は「いい攻撃をしていた前半に得点できなかったことがすべて」と唇をかんだ。
 開始と同時に攻勢を掛けてきた相手圧力を受け止めきると、GK内山から攻撃を組み立てた。前半26分のMF浅倉のシュートはクロスバー。FW中川風、MF榎本らも積極的にシュートを放ち、ゴールの匂いを漂わせた。
 しかし、無得点で折り返すと後半2分、最終ラインのビルドアップが乱れ先制点を許した。直後にWBシマブクのクロスからMF梶川が惜しいシュートを放つもGKセーブ。ゴール前を固めつつ前線でハイプレスを掛ける相手の術中にはまり、速攻から27分と43分に失点を重ねた。
 超攻撃的戦術が研究される中、〝らしさ〟を貫き状況をどう打開するか。中3日でアウェーが続く次節いわき戦に向け、指揮官は「やるべきことを整理し、真っ向勝負を挑みたい」と気持ちを切り替えた。

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