2024年春「ゆるキャン△」オープニング曲 浜松でPV全編撮影 自然や名所、次々登場

 浜松市が登場し、4月からSBSテレビで放送が始まる人気アニメ「ゆるキャン△」の新シーズン。オープニングテーマ曲は音楽ユニット「キミのね」の「レイドバックジャーニー」で、プロモーションビデオ(PV)は浜松市や浜名湖周辺で全編撮影された。市内の広大な自然や名所が次々と登場するため、市は「作品を通じて世界中の人に浜松の魅力を知ってほしい」と期待を寄せている。

全編が浜松、浜名湖周辺で撮影されたプロモーションビデオ(ⓒMAGES.)
全編が浜松、浜名湖周辺で撮影されたプロモーションビデオ(ⓒMAGES.)

 市観光・シティプロモーション課によると、PVは市がロケ地支援を行って撮影された。出演は7人組アイドル「キャンディー・チューン」。心地よいサウンドに合わせ、アニメに登場する弁天島海浜公園や渚園キャンプ場のほか、浜名湖体験学習施設「ウォット」やJR弁天島駅などでダンスを披露する晴れやかな作品に仕上がっている。
 「浜松、浜名湖周辺の魅力、美しさが詰まったPV。『ゆるキャン△』ファンにも喜んでもらえるのでは」と同課の担当者。今後、アニメ新シーズンの放送に合わせたプロモーションも進めていくという。
 市はドラマや映画、PVなどの撮影支援を積極的に行い、作品の聖地化による都市ブランドの確立を進めている。2023年度には323件の撮影支援を行い、市内での撮影日数は340日と2年連続で300日を超えた。

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