柳沢御前崎市長 退任 「チャレンジ継続を」

 御前崎市の柳沢重夫市長(77)が17日、任期満了日を迎え、市役所で退任セレモニーが行われた。2期8年を振り返り「職員の方々には市政の課題に懸命に取り組んでいただいた。新市長の下でもさまざまなことにチャレンジしてほしい」と謝意を述べた。

職員の拍手を受けながら花束を受け取る柳沢市長(右)=御前崎市役所
職員の拍手を受けながら花束を受け取る柳沢市長(右)=御前崎市役所

 午後3時半ごろ、職務を終えた柳沢市長は正面玄関ロビーで大勢の職員に囲まれ、花束を受け取った。温かい拍手で見送られ、最後は涙を浮かべながら公用車に乗り込み、市役所を後にした。
 柳沢氏は旧浜岡町議を務めた後、御前崎市議会の初代議長に就任し、市議を3期12年担った。16年には市長に初当選し、県内でいち早くこども医療費の全額助成や給食費無償化などを打ち出し、子育て環境の充実などを図った。
 (御前崎支局・市川幹人)

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