言葉選びの大切さ強調 藤枝東高創立100周年記念で矢沢さん(静岡新聞NIEコーディネーター)講演

 藤枝東高は19日、創立100周年記念講演会を同校で開いた。卒業生で静岡新聞NIEコーディネーターの矢沢和宏さん(65)が、1年生約290人に言葉の力について紹介した。

言葉の力について講演する矢沢さん=藤枝東高
言葉の力について講演する矢沢さん=藤枝東高

 矢沢さんは言葉の持つ三つの働きを「思考や想像・創造の源」「自己分析・理解の源」「自分と仲間を高める源」と説明。「言葉によって学校生活も人生も変わる。自分の言葉を応援団にして」と呼びかけた。言葉を磨く手段として新聞記事の見出し付けや本紙1面コラム「大自在」を紹介したほか、プラス思考を体現する言葉選びの大切さも強調した。
 原田音生さん(15)は「部活と勉強の両立が不安だが、プラスの言葉を使い苦しくても踏ん張って、いろいろなことに挑戦していきたい」と話した。
 同校は周年記念講演会を全5回実施する予定。記念式典は11月20日に行う。

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