浜松の市立小中学校、児童生徒6万人割れ 減少傾向続く

 浜松市教委は24日の定例会で、2024年度の市立小中学校の児童、生徒数を報告した。総数は前年度比1133人減の5万9184人と6万人を割り、減少傾向が続いている。
 中学校(49校)の生徒数は230人減の1万9847人。新入学生徒は92人減の6575人だった。生徒数は浜名中(浜名区)の965人が最多で、水窪中(天竜区)の17人が最も少なかった。
 小学校(97校)の児童数は903人減の3万9337人で、新入学児童は270人減の6045人となった。児童数は最多が内野小(浜名区)の1120人、最少は浦川小(天竜区)の8人だった。
 発達支援学級は児童1710人、生徒756人とともに前年度から増加した。
 市立幼稚園(60園)の園児数は183人減の1287人。6園は園児が10人以上減少した。新入園の3歳児は33人減の344人で、休園中4園(舞阪、平口、竜川、浦川)を含む9園は新入園児がいなかった。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞