宮沢博行氏(比例東海)が議員辞職 衆院が許可、国会に姿見せず 女性問題報道

 衆院は25日の本会議で、自民党を離党した宮沢博行氏(比例東海)の辞職を許可した。宮沢氏は自身の不祥事を理由に、23日に辞職願を提出していた。24日の「文春オンライン」で、妻子がありながら、別の女性と金銭援助を伴う同居をしていたなどと報じられた。宮沢博行氏
 宮沢氏は25日、国会に姿を見せなかった。本会議で額賀福志郎議長が辞職許可を諮ると、野党側から「説明しろ」といったやじも飛んだ。辞職により、自民の2021年衆院選の比例名簿に基づいて森由起子氏が繰り上げ当選する公算。辞職が許可された衆院本会議。宮沢博行氏は姿を見せず、議席の氏名標は倒されたままだった=25日午後、国会
 宮沢氏は磐田市議などを経て12年に初当選し、4期目。党国防部会長、防衛政務官などを歴任した。安倍派に所属し、政治資金パーティー裏金事件では派閥からの還流金など132万円を政治資金収支報告書に記載していなかった。事件を受けて昨年12月、防衛兼内閣府副大臣を辞任した。
 (東京支社・関本豪)

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