珠洲に中長期派遣 浜松市職員激励 能登地震の被災者支援

 能登半島地震で被災した石川県珠洲市に中長期派遣される浜松市職員3人の辞令式と激励会が25日、同市役所などで開かれた。3人は6~11カ月、珠洲市で住宅の応急修理や道路災害復旧、下水道復旧の業務に当たる。

石川県珠洲市に中長期派遣される(左から)影山さん、松浦さん、和田さん=浜松市役所
石川県珠洲市に中長期派遣される(左から)影山さん、松浦さん、和田さん=浜松市役所

 派遣されるのは、建築行政課の和田晃さん、中央土木整備事務所の松浦俊亮さん、天竜上下水道課の影山正弥さん。いずれも5月1日から、珠洲市環境建設課に技術職員として勤める。浜松市からはこれまで、対口支援先の珠洲市に職員延べ800人以上を短期派遣しているが、中長期の派遣は今回が初めて。
 中野祐介市長は「使命感に感謝している。一日も早い復旧・復興に向けて尽力してほしい」と激励。3人は「被災地の復旧活動はもちろん、今回の経験を持ち帰り、浜松市のためにも役立てたい」と意気込みを語った。
 (浜松総局・宮崎浩一)

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