富士山麓駆けるトレイルラン「FUJI100マイル」スタート
日本を代表するトレイルランニングレース「Mt.FUJI100」(実行委員会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が26日、富士市の富士山こどもの国で開幕した。約167キロの競技「FUJI100マイル」にエントリーした約2300人が午前0時から同所をスタートし、約45時間の制限時間で山梨県側のゴールを目指す。
号砲とともに山中へと走り出した選手は、富士宮など富士山西麓へ向かった。登山道や自然歩道、一般歩道を走るコースは山梨県の河口湖や山中湖を経由し、富士吉田市の富士北麓公園でフィニッシュする。
大会は昨年まで「ウルトラトレイルマウントフジ」として実施し、今回は名称を変えて10回目の開催。山梨県側がコースとなる約69キロの競技「KAI70k」は、約1100人が27日にスタートし、21時間の制限で競う。両競技に34の国と地域から選手が集っている。