裏金事件で自民離党の塩谷氏 浜松市議会会派を訪れ謝罪 「無所属で頑張る」

 派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡って自民党を離党した塩谷立衆院議員(比例東海)は26日、地元の浜松市議会の自民党会派を訪れて謝罪し、経緯などを説明した。

塩谷立氏
塩谷立氏

 関係者によると、訪問は5分ほどで、自民党浜松(24人)のうち、10人程度が対応した。塩谷氏は離党届を出した経緯などを説明し、「お世話になりました。これからは無所属で頑張るのでよろしくお願いします」などと話したという。次期衆院選への対応には言及しなかったという。
 事件を受けて、自民の党紀委員会は4日に安倍、二階両派の計39人に対し、党則に基づく処分を決定。事実上の安倍派トップだった塩谷氏と参院側会長だった世耕弘成氏はこの中で最も重い離党勧告処分とした。
 世耕氏が同日離党したのに対し、塩谷氏は離党勧告に「事実誤認がある」などと主張して再審査を請求していたが、16日に却下され、23日に離党した。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞