連携プレーで詐欺被害防ぐ 静岡城西郵便局に感謝状 静岡中央署

 架空料金請求の詐欺被害を未然に防いだとして、静岡中央署は24日、静岡城西郵便局に署長感謝状を贈った。同署で開いた贈呈式で財津康署長が、鍋田幸寿局長に感謝状を手渡した。

署長感謝状を受けた鍋田局長(前列右)=静岡中央署
署長感謝状を受けた鍋田局長(前列右)=静岡中央署

 功労者は鍋田局長と牧野友美課長代理、志賀久見子主任。3人は連携し、3月28日に来店した高齢男性が「預金を受け取るための手数料を支払いに来た。米国の銀行に父の残した預金がある」などと話したことから詐欺被害を疑い、説得を続けたり、近くの交番に通報したりして被害を未然に防いだという。
 鍋田局長は「最後のとりでが金融機関。新しい詐欺の手口も勉強しながらこれからもお客さまの財産を守りたい」と意気込んだ。

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