交番協力員に警察OB委嘱 静岡中央署

 災害時の応援出動などで交番の警察官が長期不在になった場合、空き交番にボランティアとして配置される大規模災害等交番協力員に対する委嘱式が26日、静岡中央署で開かれた。財津康署長が今回委嘱された22人のうち出席した10人に委嘱状を手渡した。

委嘱状を受け取った交番協力員ら=静岡中央署
委嘱状を受け取った交番協力員ら=静岡中央署

 協力員は管内在住の警察官OBらが務め、任期は2年間。地理案内や届けを警察署に取り次ぐなどの業務を担う。財津署長は「交番の最後のとりでとなる先輩方。もし災害などがあった場合には力をお借りして住民の不安払拭に努めたい」と語った。協力員の一人、古屋達男さんは「警察が総力を挙げて災害などに対応している時に、ノウハウを持つOBとして署員を支援したい」と語った。

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