アジカン後藤さん(島田市出身) 藤枝旧市街地に音楽スタジオ整備へ 旧茶工場でライブイベント

 藤枝市の旧市街地を舞台にロックバンド「アジアン・カンフー・ジェネレーション」の後藤正文さん(島田市出身)が出演するイベントが27日、藤枝市茶町の旧茶工場の「ひとことカフェ」で開かれた。旧市街地の民間所有の蔵を活用した音楽スタジオの整備に向け、後藤さんが新たに立ち上げた事業の一環。弾き語りライブとトークショーが繰り広げられた。

弾き語りライブを披露する後藤さん=藤枝市茶町のひとことカフェ
弾き語りライブを披露する後藤さん=藤枝市茶町のひとことカフェ
弾き語りライブを披露する後藤さん=藤枝市茶町のひとことカフェ
弾き語りライブを披露する後藤さん=藤枝市茶町のひとことカフェ
弾き語りライブを披露する後藤さん=藤枝市茶町のひとことカフェ
弾き語りライブを披露する後藤さん=藤枝市茶町のひとことカフェ
弾き語りライブを披露する後藤さん=藤枝市茶町のひとことカフェ
弾き語りライブを披露する後藤さん=藤枝市茶町のひとことカフェ
弾き語りライブを披露する後藤さん=藤枝市茶町のひとことカフェ

 志太地域を中心に県内外からファンら約150人が集まった。後藤さんは「スタジオ整備とミュージシャン支援はほぼイコール」として、藤枝でNPO法人「アップルビネガー ミュージックサポート」を発足する準備を進めていると明らかにした。年内にクラウドファンディングで資金を募る方針も示し、「ミュージシャン同士の交流イベントや、地元の子どもたち向けのワークショップもやってみたい」と意欲を語った。
 トーク後のライブでは、「ソラニン」「ボーイズ&ガールズ」などバンドの楽曲とソロ、カバー曲を披露。観客は歌詞を口ずさんだりリズムに乗って体を揺らしたりして、プロの歌声を楽しんだ。
 後藤さんは藤枝市が旧市街地で進める旧東海道や神社仏閣の歴史資源を生かした官民連携のまちづくりに共感し、事業を始めた。

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