新入学児童の交通事故抑止に重点　静岡南署が警察署協議会

　静岡南署はこのほど、市民の意見を警察業務に反映させる警察署協議会（服部秀子会長）の会合を同署で開いた。羽畑和夫署長ら署幹部と委員計約２０人が出席し、４～６月の業務運営重点として、新入学児童に対する交通事故抑止対策と、高齢女性に重点を置いた特殊詐欺対策の推進を承認した。

　４月に着任した羽畑署長は「一人一人の職員が前を向いて、誇りと使命感を持って地域の治安維持に励めるよう職員が働きやすい職場にしたい」と意気込んだ。各課長が１～３月の事件事故発生状況のほか、若者に向けて闇バイト加担防止を訴えるポスター制作や、自転車ヘルメット用「横断バッグ」開発の取り組みなどを報告した。

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