⚽静岡県高校総体男子サッカー、組み合わせ決定 11日開幕

 静岡県高校総体の男子サッカーの組み合わせが7日、決まった。11日に開幕し、東中西各地区大会を勝ち上がった30校に、プレミアリーグ西地区の静岡学園とプリンスリーグ東海の5校を加えた計36校が全国切符を懸け、トーナメント戦を行う。
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 連覇を狙う静岡学園はプレミアの試合日程の関係で準々決勝からの登場。県新人大会を制したが、今季リーグ戦はまだ未勝利で最下位に沈む。ただ、例年通りタレントは豊富で優勝候補本命の座は揺るがない。
 対抗馬に挙がるのはシード校のプリンス勢。藤枝東と藤枝明誠はリーグ戦第5節を終えてともに4勝1分けで1、2位と好調。浜松開誠館も3勝2敗で6位に付ける。一方、県新人大会準優勝で今季昇格した浜名は1勝止まりで、富士市立もまだ白星がなく下位にとどまる。
 組み合わせ抽選の結果、浜松開誠館と富士市立が同ブロックに入った。東部1位の沼津東は静岡学園、中部1位の東海大翔洋は藤枝東と同ブロックで格上撃破を狙う。西部1位の磐田東は初戦の2回戦で中部5位の清水桜が丘との対戦が決まった。
 浜名は藤枝明誠と同ブロックで順当なら準々決勝でプリンス勢対決となる。内藤監督は「リーグは相手の強度が高く4連敗中だが、選手はみんな勝利に飢えている。課題を克服しながら勝ち上がりたい」と意欲を示した。
 決勝は6月2日午後1時から、エコパスタジアムで行う。
「例年より戦える」 浜松開誠館の青嶋監督
 「プリンスリーグで思ったよりチームが伸びていると感じる。攻守に押さえるべきところを学び、選手が変わってきた。戻ってきたけが人もいて、万全ではないが、現有戦力で大会を迎えるのが楽しみ。後ろの守備陣が固まってきたのが大きい。例年より戦える。いい準備をして全国を目指したい」
(運動部・寺田拓馬)

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