静岡人インタビュー「この人」 健康マージャンの全国大会で優勝した 長浜健治さん(沼津市)

 3月に都内で開かれた第17期健康麻将(マージャン)名人戦(日本健康麻将協会主催)で優勝した。4試合の合計で順位を決める方式で4戦ともトップに。普段は沼津市のカルチャーセンター「アルカンシェル」で腕を磨く。63歳。

長浜健治さん
長浜健治さん

 ―優勝の感想は。
 「アルカンシェルの存在を広く示すことができてうれしい。健康麻将の認知度が高まり、新しい仲間が入ってくれると期待している。歴代の優勝者は経済評論家の勝間和代さんら立派なメンバー。気恥ずかしさもある。いつも教室に快く送り出してくれる妻、子どもたちやその家族からお祝いのスイーツや祝福の言葉をもらった。みんな喜んでくれて良かった」
 ―勝因は。
 「4試合全てでトップが取れ、幸運だった。配牌やツモに恵まれ、早い順目で上がれるなど展開に恵まれた。リーチになった相手の待っている牌が読み通りだったことも何度かあった。前日に同じ会場で別の全国大会に出場し、雰囲気をつかめたのも大きい」
 ―始めたきっかけと魅力は。
 「大学1回生でマージャンを覚え、会社員時代も断続的に先輩や後輩と卓を囲んだ。退職後に相手を探していたところ、広報ぬまづの健康麻将大会開催の記事を読み、主催者のアルカンシェルに連絡した。教室生の年齢は幅広く、いろいろな経歴や個性を持つ人と交流できる。頭を使い疲れたころに提供される菓子と紅茶が逸品。サロンのような時間も楽しい」
 ―今後の抱負は。
 「10月に鳥取県で開かれる『ねんりんピック』の静岡県代表に選ばれた。しっかり戦い、他のメンバーと力を合わせて入賞できれば。他の全国大会でも上位を目指す。楽しみながら長く続けたい」
 (東部総局・矢嶋宏行)

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