NEXT特捜隊 パートナー社から
緊急速報メール 指摘相次ぐも漢字表記のみ 九州【NEXT特捜隊・パートナー紙から】
「スマホに届く緊急速報メールで読み上げられる地名が間違いだらけ。命が失われる事態につながりかねません」。7月の記録的大雨で大きな被害があった福岡県うきは市の40代女性から、西日本新聞「あなたの特命取材班」に投稿が届いた。発信側の自治体にも同様の声が寄せられている。誤読はなぜ起こるのか。解決策はないのか。 「妹川[いもがわ]」を「いもうとがわ」、「新川[にいかわ]」を「しんかわ」、「田篭[たごもり]」を「たかご」…。女性は、うきは市に大雨特別警報が出た7月10日以降に相次いで届いた緊急速報メールを自動音声で聞き、間違いの多さに驚いた。同13日には同市の妹川で実際に土砂崩れが発生
バス車内の運転手名プレート、SNS中傷の材料に 「業務に支障」「掲示やめて」切なる訴え【NEXT特捜隊・パートナー紙から】
国土交通省の省令改正に伴い、8月1日からバスやタクシー車内での運転手の氏名掲示義務がなくなった。掲示を続けるバス事業者もあり、仙台市交通局の運転手から掲示の取りやめを求める声が「読者ともに 特別報道室」に寄せられた。交流サイト(SNS)で個人情報がさらされ、中傷も絶えない状況に「業務に支障が出る」と訴えは切実だ。市交通局は掲示廃止を模索するが、東北の他のバス事業者に取材すると対応が分かれた。 「事故を起こしたくせに前と変わらず、荒い運転だった」「アナウンスも何言ってんのか分からない」 市内のバス愛好家らが開設したとみられる無料通信アプリLINE(ライン)の交流機能「オープンチャット」の書
ラウンドアバウト、まだ浸透不足? 仙台では通行トラブル続発「1日2、3回はクラクション」【NEXT特捜隊・パートナー紙から】
仙台市青葉区桜ケ丘の環状交差点で「通行ルールを守らない車が多く、怖い思いをした」との声が市内の女性(56)から「読者とともに 特別報道室」に寄せられた。取材を進めると、環状交差点(ラウンドアバウト)は設置数が少ないため通行ルールが浸透しておらず、さまざまなトラブルも起きていることが分かった。 女性は週に1度、車で桜ケ丘の環状交差点を通過する。「円の中を走っている車が優先なのに、急に交差点内に進入する車が多い」と話す。 環状交差点は進入する場合、最初は必ず左折し、円を描くように通過する。交差点内を周回する車が優先されるが、交差点に進入する車は原則的に一時停止する必要はなく、徐行で構わないた