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祝1億部!人気漫画「僕のヒーローアカデミア」のあれこれまとめました

 週刊少年ジャンプ連載中の人気アクション漫画「僕のヒーローアカデミア」(堀越耕平著)の累計発行部数が1億部を突破しました。誰もが超常能力「個性」を持つ中、個性を持たない主人公デクが「最高のヒーロー」を目指す物語。テレビアニメや映画などで放送されるヒロアカは、超常能力を悪用する「敵」との戦いや、友人と感情のぶつかり合いなどの名シーンで国内外問わず人気を博しています。1億部記念し、1ページにまとめます。

集英社発表、最新40巻で1億部突破

 堀越耕平さんの人気漫画「僕のヒーローアカデミア」の累計発行部数(電子版を含む)が、4日発売の最新40巻で1億部を突破した。版元の集英社が4日付で発表した。

1億部突破を記念した描き下ろしイラスト((C)堀越耕平/集英社)
1億部突破を記念した描き下ろしイラスト((C)堀越耕平/集英社)
 誰もが超常能力「個性」を持つ世界で、個性を持たない主人公のデクが「最高のヒーロー」を目指すアクション漫画。「週刊少年ジャンプ」で連載中で、海外での累計発行部数が4千万部以上に達するなど、世界中で愛されている。テレビアニメをはじめ、映画やゲーム、舞台にもされた。
 堀越さんは1986年生まれ、愛知県出身。集英社を通じ「自分の描いた漫画に対してこれほど長い間、多くの方が『対価を支払ってもいい』と思ってくれたことは素直にうれしいです。応援してくれて本当にありがとうございます」とのコメントを出した。
〈2024.04.04 あなたの静岡新聞〉

これぞ王道の少年漫画!!

 魅力的なキャラクターデザイン、勢いのあるバトルシーン、深みのある物語展開と、どこをとっても、これぞ王道の少年漫画だ!

「僕のヒーローアカデミア」
「僕のヒーローアカデミア」
 ヒーローを目指す主人公の少年デクが最高のヒーローに駆け上がるまでの物語である。現代社会が舞台だが、異なる点が一つ。人口の約8割が、何らかの「超常」能力を持っているという設定だ。巨大化できたり、人や物を浮かせられたり、さまざまな能力を使って、同じく超常能力を利用して悪さをする「敵」と戦う。
 注目すべきは、デクが超常能力を持たない側の人間であることだ。ヒーローになるのは「諦めた方が良い」。そう言われて育ったデクはしかし、ヒーローに欠かせない素質を持っていた。それは、目の前に困っている人がいたら、その人を助けるために自然と体が動くことだ。
 多くのヒーローを輩出してきた名門高校に滑り込み、個性豊かな友人やライバルと出会う。本作は、デクだけではなく、みんなで最高のヒーローになる物語でもある。
 ひとまず1巻を読んでもらいたい。こんなにわくわくする完璧な1巻を手にしたのは、生まれて初めてだった。
〈2023.12.28 あなたの静岡新聞〉

静岡鉄道とコラボ! ラッピング電車で「デク」発進

 静岡鉄道は17日、人気テレビアニメ「僕のヒーローアカデミア」のキャラクターがデザインされたラッピングトレインの出発式を静岡市葵区の同社運転運輸営業所で開いた。主人公緑谷出久役の声優山下大輝さん(34)=浜松市出身=が参加し、静岡県内外から来場した約200人と運行を祝った。

出発式に参加した山下さん=静岡市葵区
出発式に参加した山下さん=静岡市葵区
 主要キャラクターをそれぞれ配した7種類の電車を6月16日まで運行する。式では緑谷出久のラッピング車両がお披露目され、車両の中から山下さんが登場。「中づり広告も全てアニメ仕様で壮観。作品愛を感じるデザインを楽しんで」と話した。来場者は実際に乗車し、一日駅長に任命された山下さんの合図で出発した貸し切り運行を楽しんだ。
 期間中は、県総合運動場駅でコラボグッズを販売する。コラボキャンペーンの詳細や運行情報などは「静鉄電車」のホームページへ。
〈2024.03.18 あなたの静岡新聞〉

USJのアトラクションにも登場!8月まで

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)は28日、人気アニメ「僕のヒーローアカデミア」の世界を体験できる劇場型のアトラクションを、報道関係者に公開した。3月1日から8月14日まで開催する。

「僕のヒーローアカデミア」の世界を体験できる、USJの新アトラクションの一場面=28日、大阪市
「僕のヒーローアカデミア」の世界を体験できる、USJの新アトラクションの一場面=28日、大阪市
 主人公「緑谷出久」らが、ロックのコンサート会場で警備に当たる設定。来場者は観客として、3D映像や振動とともに、キャラクターが繰り広げる戦闘を体感する。
 3~6月に実施する「ユニバーサル・クールジャパン 2024」の一環で、28日の式典では、競泳の五輪金メダリスト北島康介さんらがイベントをアピールした。今年は「名探偵コナン」や「モンスターハンター」のアトラクションも楽しめる。担当者は「作品への没入感を楽しんでほしい」と話した。
〈2024.02.29 あなたの静岡新聞〉
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