高齢者を狙った悪質商法の被害が増えています。
被害を防ぐために、「ほっとけない」の精神で
周りの私たちも一緒に勉強して、お年寄りを守りましょう!
静岡県が実施している「ほっとけないプロジェクト」の広報担当、
静岡県庁県民生活課の 細萱宏樹さんと、
鈴木亜紀子さんにお話をうかがいました。
◆悪徳商法っていろいろあるんですね?◆
悪質商法とは、人の弱みにつけこんで、言葉巧みに高額な商品などを売りつけるもの。
点検商法…点検するといって家に上がりこみ、「シロアリがいる」「布団にダニがいる」「地震が来たら危ない」と不安をあおって、新たな契約をさせる、
催眠商法…「新商品を紹介する」「プレゼントがある」などと言って人を集め、閉め切った会場で生活用品などを無料で配り、最後に高額な商品を契約させる。
未公開株の勧誘…「上場すれば儲かる」「後で高値で買い取る」と未公開株の購入を勧め、お金を振り込むと業者と連絡がつかなくなる。
◆お年寄りを狙うっていうのも許せないですね?◆
だからこそ、ご家族、ご近所、ヘルパーの方など、お年寄りと日頃接している方々の「気付き」と「ほっとけない気持ち」が大切!
◆困っているお年寄りを見逃さないために、私たちが声をかけたり、目配りしたり、話を聞いたりすることが大切なんですね?◆
皆さんの何気ない声かけが、お年寄りを一人にしない最良の方法。
「最近どう?」という声かけやあいさつで、日頃から関係を築きましょう。
「変わりはない」か目配りをして、困っていたら「相談にのって」ください。
消費者ホットライン 0570-064-370 までお電話を。
◆近寄せられる相談は?◆
「有名人の悩みを聞いてくれたらお金をあげる」というメールから、
悪質有料メール交換サイトへ誘導して、メール交換ポイントを購入させるケースや、
海運ブレスレッなどの購入をきっかけに、次々と海運商品を売りつける手口などがあります。
◆「静岡県くらしのめ~ル」とは?◆
悪質商法をはじめ、最新のくらしに役立つ情報をメールで届けるものです。
毎月2回程度届きます。静岡県ほっとけないプロジェクトのサイトをご覧ください。
◆「ほっとけない3か条」って?◆
一、声掛けすべし 高齢者を一人にしない、相談できる人になって。
一、目配せすべし 騙されていることに気付いていないかも。
お金に困っていないか、物が急に増えていないか。
一、聞く耳を持つべし
困っている人に気づいたら、まずあなたが話を聞いてあげて。
相手がトラブルに巻き込まれているようなら、すぐに消費者ホットラインへ。
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