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2022年9月

蘭字とは明治から昭和初期にかけて輸出されたお茶の箱に貼られていたラベルです。静岡大学地域創造学環3年生たちはレトロで新鮮なデザインに惹きつけられました。

若者チャレンジファンドに出場し、資金10万円を得て蘭字を商品化するビジネスを始めました。まずは藤枝江崎新聞店の社長の所有する蘭字をトートバッグとスマホ用のステッカーに活かし商品を開発しました。これからも続々商品が出てくる予定です。

富士市のイーシーセンター。建物を解体した時などに出るゴミを徹底してリサイクルしている会社です。柱や梁は燃料チップに、石膏ボードはセメント原料と商品に変えていきます。
またプラスチックや繊維のくずを熱してRPFという固形燃料にしています。しかし、塩素の入ったビニールなどは有害なガスを出すため使えません。

そこで燃やせないゴミを蒸してガスを発生させ、酸素を加え高温で燃焼。その熱でお湯を沸かして工場の電気を起こす装置を導入しました。これで埋め立てに回していたゴミが大幅に減ったそうです。

浜松市天竜区春野町にあったシカやイノシシの食肉加工施設ジミート。コロナ禍の大波に持ちこたえられず2年ほど前に閉鎖されました。

獣害に悩む地域のためハンターがシカやイノシシを捕獲しても活用できず困っていました。

そこで命を大切に頂こうと浜松市の女性がジミートを再開させることを決意し、準備を始めています。

地元の食堂はジビエ料理、ジーンズショップは革製品、人が食べられないところはペット用のジャーキーにとジミートを支援する仲間も増えています。

清水駅前の建物の壁に寄りかかると 、暑さ、肌触り、匂いなど普段気づかない景色が感じられるそうです。コンテンポラリーダンスユニット アグネス吉井の二人が指導してくれました。発信元はSBSラジオ土曜朝の「きょうの演劇」という番組です。街とつながるアートプロジェクトでもある番組はSPACの宮城嶋遥加さんによる静鉄電車内のパフォーマンスにも発展しました。

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