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元気!しずおか人

SBSテレビ 日曜午後1;54〜

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2024年3月

藤枝市瀬戸谷地区で資源を循環させながら農業をしているちいとらっつ農舎の杵塚歩さん。農薬や化学肥料を使わず昔ながらの農家のスタイルを守っています。稲わらを茶畑に敷いて保湿しています。春にはふかふかの土になるそうです。パートナーと育てた大豆と米こうじから味噌を作ったりといろいろなものを少しづつ生産しています。その味と生き方に共感するファンも多く経営が成り立っているところが立派です。

アルバイトなどで川根本町に来て働いてもらうことで「関係人口」になり町の魅力を知ってもらう。川根高校の杉山歩羽花(ふうか)さんが探求学習で出したアイデアです。川根バイト実現のため農業法人とゲストハウスオーナーが協力しました。昼は芋ほり、夜は町の人たちとBBQを楽しみました。歩羽花さんは推薦入試でこの経験をアピールして静岡大学の教育学部に合格しました。

まぐろのツナと繋ぐ、モビリティをかけて「つなモビ」といいます。焼津港を中心に36もの停留所があり、スマホで呼んで目的地に直行できます。社会実験をしているのは森田創さん、ビジネスで訪れた人に老舗の鰹節店などを紹介しています。3月24日まで実験は続き、乗車可能です。森田さんは去年伊豆稲取でも「イナヅマシャトル」というワゴン車を走らせ名物「肉チャーハン」や「雛の吊るし飾り」の店を訪ねる33か所の停留所を作り人と街をつなぎました。

富士宮在住の海洋ジャーナリストから「面白い所があるよ」と電話を頂きました。日本建築専門学校という宮大工や木造家屋の設計者を育てている学校です。卒業生の求人は一人当たり15社と引く手あまた。大工の技術だけではなくお寺の塔や神社の橋の構造も学んでいます。卒業研究を見ていたら「川根茶の宿泊体験施設」を仮想で設計している生徒もいました。川根本町を訪ねてイメージを膨らませたそうです。ジオラマを作って発表に臨んでいました。

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