日本の未来は小さな仕事や活動が作る!

元気!しずおか人

SBSテレビ 日曜午後1;54〜

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2024年4月

色合いという意味の英語tintを重ねて「Tint2(ティント ティント」というグループです。浜松学芸高校の生徒たちが浜松の地場産業の注染そめ浴衣をPRするために各地のイベントで踊っています。次世代の若者=小学生や中学生に浴衣に対するあこがれを持って欲しいというのが願いです。地元の産業を残したいと部活動として活動する志高いアイドルたちです。青森から京都まで1年で15公演23ステージをこなしたそうです

住宅づくりに関連した職人さんが高齢化し、後継者もないことを島田市で工務店を経営していた杉村さんは心配していました。
そこで子供たちに職人のお父さんの仕事の誇らしさを伝えようと絵本の制作を始めました。
「左官屋」「塗装屋」「畳屋」の3冊を発刊、今は瓦屋さんの取材をしています。
それぞれ職人のお父さんの仕事を見つめる子供たちの視点から物語が語られます。
英語版も制作し幅広く日本の職人の心意気を伝えたいと願っています。

「がんもなり」といいます。富士では豆腐に砂糖、ニンジン、ゴマを混ぜて揚げた甘口のがんもどきが人気でスイーツがんもと呼ばれています。金沢とうふ店ではスイーツがんも作りに追われ油揚の製造を止めました。するとお客さんから仕方がないのでスイーツがんもで稲荷寿司を作ったら美味しかったという話を聞いたそうです。これをヒントに生まれたのが「がんもなり」スイーツがんもに酢飯を詰めた稲荷寿司です。イベントでは1時間に300個が売れるヒット商品になりました。

森町のおさだ製茶の茶畑です。真ん中が社長、両側は海外事業部の社員で右側がアメリカ人のジェームスさんです抹茶はアメリカで大人気なのでジェームスさんは輸出を担当しています。下はラスベガスで開かれた世界最大のお茶の展示会に参加したところ。お客さんは「毎朝抹茶を飲んでいる」そうです。抹茶ブームが日本に逆輸入するといいなとジェームスさんたちは願っています。

吉田町で神棚を作る静岡木工の杉本直子社長と近くの乾燥機の専門メーカー大川原製作所の綾乃副社長は同じ年齢。一緒に何かを作ろうと両社の社員が協力してステンレス製の破魔矢立とお神札立を作りました。大川原製作所で機械を作る時に出るステンレスの端材を静岡木工のスタッフがデザインしアップサイクルしてこれまでなかった神器が出来上がりました。

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