日本の未来は小さな仕事や活動が作る!

元気!しずおか人

SBSテレビ 日曜午後1;54〜

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2024年6月

しずてつジャストラインに代わって走り始めたのが静岡市の長田地区コミュニティバスです。用宗駅と安倍川駅を起点にした20キロほどの路線です。小坂のみかんのオレンジと長田の桃のピンクの2台がぐるぐると走り回っています。バスを走らせているのは小さな観光バスの会社です。人件費を抑えるため社長自らハンドルを握っています。「黒字にしたら全国に広がる」志の高い小さなバスです。

清水駅前の商店街の空き店舗が改装され「清水クロス」という施設が生まれました。スポーツ観戦のスペースとシェアオフィスで清水出身の牧田裕介さんのアイデアで作られました。牧田さんは蒲原の掛軸を作る職人が住んでいた古民家を改装して一日一組の宿「素空庵」も開いています。その家に残るストーリーを伝えることで、地域を元気にしたいと願っています。

そう断言するのは焼津鰹節の組合長の大石さん。焼津で唯一この形の鰹節を作り続けて来た工場を引き継ぎました。背中と腹を切り分けるのには長年鍛えた技術が必要です。昔はどこの家にも鰹節削り器がありました。半年近くかけて作った本枯節を削ると素晴らしい香りが漂って来ます。これからは洋食にも使ってもらい焼津の本枯節を守っていきたいと大石さんは願っています。

高校生のアイデアで誕生。エスパルスの試合が行われたIAIスタジアムで販売され人気を集めました。静岡雙葉高校の屋上には巣箱が置かれ高校生たちが養蜂をしています。蜜源はお堀を挟んで学校の向かいの駿府城公園。そのはちみつを使い田子の月とコラボして甘く爽やかな最中が完成しました。

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