更新日：2022年3月19日

あんバターマニアのうさもぐさんオススメ！コンビニでも買える絶品あんバター

常温？それとも温めて食べる？コンビニなどでも買えるあんバター！

先日「牧野克彦のIPPO」で“背徳グルメ”について取り上げましたが、背徳感のあるスイーツとして今「あんバター」もブームなんです。今回は2年半で1000個以上のあんバターを食べてきたという、先日『マツコの知らない世界』にも出演されたあんバターマニアのうさもぐさんに、SBSアナウンサー原口大輝がお話をうかがいました。

※3月4日にSBSラジオIPPOで放送したものを編集しています。

原口：あんバターってもう定番のものだと思っていたんですけど、最近またブームになっているんですか？

うさもぐ：はい、かなりブームになっている印象があります。やはり、きっかけは韓国で流行ったことかなと思います。私があんバター巡りを始めた2年半ほど前くらいに流行りだして、以降日本でもバターをかたまりで味わうようなものが入ってきています。それまでの日本では、バターは塗られていて見えないもの、小倉トーストみたいなイメージがありました。今は、「バターが主役だぞ」とばかり、かたまりバターの入ったあんバターが流行っていると思います。

原口：以前はバターというと、パンに塗る時に熱で溶けてしまったりして見えないイメージだったのが、がっつり見えるあんバターなんですね！では、あんバターが再注目されるなかで、コンビニやスーパーで購入できるおすすめのあんバター商品を教えてください！

フランス産発酵バターのクロワッサンあんバター（ローソン）

うさもぐ：発酵バターを使ったクロワッサンなので、クロワッサン自体美味しいのですが、中のあんことバターの甘じょっぱさもちょうどよく、温めるとさらに美味しいと思います。

原口：切った断面を見ると、バターもあんことほぼ同じくらいたっぷり入っているんですね。（食べてみて）すごく美味しい！まず、クロワッサンの食感がいいのはもちろんですが、そのあとに芳醇なバターの香りとあんの甘さが非常にマッチしていて美味しいですね。

うさもぐ：おうちで食べられる人は、いったんあんバターを取り出してクロワッサンだけトーストしてもらうと、塩気とバターの香りがさらに引き立つのでやってみてほしいです。

原口：パンの種類によってあんバターの美味しさも変わりますし、もちろん各商品ごとにあんとバターの比率も違いますので、そのあたりの楽しみ方はさまざまですね。

うさもぐ：同じあんバターでも商品によって味わいは全然違うので、食べ比べてほしいです。あんバターは定番商品ですが、かなり進化してきているので、最近あまり食べていないという人も、久しぶりに食べてもらえたら嬉しいです。

北海道産バターどら焼き（シャトレーゼ）

うさもぐ：あんバターのおいしさが引き立つどら焼きです。甘さと塩気のバランスがちょうどよく、しかもシャトレーゼで販売しているだけでなく、最近はコンビニでも置かれているので手軽に買えて価格も安くておすすめです。

原口：おすすめの食べ方はありますか？

うさもぐ：これもぜひ温めていただきたいです。バターがちょっと溶けたところが最高です！

原口：今回はスタジオに常温と温めたもの2種類を用意しているので、比べてみますね。まず常温から！すごく生地がしっとりしていてなめらか。あんの甘さがちょうどいいですね。そのあとにバターの豊潤さがきて、これは食べやすいです。そして、温めたものはバターがちょっと染み出てきていて、よりバターの味が感じられ、すごく贅沢で違ったものになりますね。

うさもぐ：バターの香りが引き立つので、リッチな味わいになると思います。バター好きの人は、ぜひ温めて食べてみてください。

原口：どら焼きにバターが染み込んだ状態を食べるっていうのが贅沢ですね。

うさもぐ：背徳感も増すかなと思います。

原口：2種類の食べ方ができるところもおすすめですね。

あんバタークリームどら焼き（ファミリーマート）

うさもぐ：こちらは商品名にクリームとついている分、バターがクリーム状になっていて、かなりまろやかで塩気も効いているので甘じょっぱいです。また、パッケージに「温めてもおいしい」と書いてある通り、温めると生地もふわふわになるので、常温との違いが面白いと思います。

原口：こちらも今2種類用意しています！断面をみるとバタークリームがかなりたっぷり入っていますね。これは贅沢。では、常温から食べてみます。（食べてみて）こちらもすごく美味しい！

うさもぐ：ファミリーマートはがっつり甘さがある印象です。

原口：このバタークリームの甘さに負けないよう、あんをしっかり甘くしているんだなと思います。温めたものは、バターの塩味がより感じられます。温めると生地がふわふわになるので、より一体感が出て、美味しさが引き立ちますね。

うさもぐ：口当たりも良くなりますし、甘さも濃厚になる分、贅沢な気分が味わえると思います。

原口：こうして3種類食べ比べてみると、各々に特長がありますね。生地も違うし、あんも全然違います。あんに対してバターの配分をどれくらいにするのか、どういう生地を作るのかなどでも個性が出せますね。

うさもぐ：なので、あんバターって奥が深いなと思います。

原口：あんバター商品は、最近さらに増えてきているのでしょうか？

うさもぐ：かなり増えてきています。パンにとどまらず、どら焼き、ケーキなど可能性は無限大だと感じさせてくれるような商品がでてきています。

原口：「あんバター」と聞くと、ハズレはないだろうという安心感があります。美味しいに決まっている中で、どういう工夫が見られるのか？あんバターは奥が深い。コンビニでも見かけたら、ぜひ手にとってみてください！今日はありがとうございました！

今回お話をうかがったのは……うさもぐさん
食べたあんバターの数は1000個以上、Instagramのフォロワー4.3万人（2022年3月現在）の人気インフルエンサー。TBS『マツコの知らない世界』にも出演したあんバターマニア。youtubeチャンネル「うさもぐるめ」も好評配信中。