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グミブーム到来!SNS映えする見た目に理由

今回は「おすすめのグミ」について、日本グミ協会会長のあいうえおさんに「鉄崎幹人のWASABI」パーソナリティの鉄崎幹人、SBSアナウンサーの山﨑加奈がお話をうかがいました。
※2023年5月25日にSBSラジオ「鉄崎幹人のWASABI」で放送したものを編集しています。

日本グミ協会とは?

鉄崎:日本グミ協会があることにビックリしました。どのような協会なのですか。

あいうえお:グミの美味しさや楽しさを広めることを目的に、2013年から活動を始めました。「SNSでの情報発信」「グミのプロモーション」「グミパーティー」を軸に活動しています。会員証発行数は2万枚以上です。

山崎:今では定番のお菓子となっているグミですが、その歴史を教えてください。

あいうえお:グミは「子どものお菓子」というイメージがあると思います。世界で一番最初にできたグミは、1922年にドイツで誕生した「HARIBO」です。けっこう硬くて、子どもの噛む力を上げるために生まれたと言われています。

日本で初めてグミが誕生したのは1980年で、「コーラアップ」というコーラの形をしたグミです。1988年には果汁100%使用の「果汁グミ」が出て大ヒットしました。この2つは子どもの好きそうなものという感じですが、2002年になると大人の女性をターゲットにした「ピュレグミ」が出て、このあたりから大人でもグミを食べる人がどんどん増えました。それ以降、いろいろなグミが出て進化を続けています。

鉄崎:ここ最近ブームが来ているように感じます。なにかきっかけがあったんですか。

あいうえお:SNSとの相性が良いということが挙げられると思います。グミは見た目がカラフルだったり、形がおもしろかったり、SNS映えする要素が詰まっています。コロナ禍でSNSが身近なものになり、またここ2〜3年はインフルエンサーが動画媒体で取り上げることが多くなり、それとともにグミの市場も伸びています。

鉄崎:SNSの存在も大きいわけだね。

あいうえお:コロナ禍が関連する背景だと、人と会わなくなったりマスクをするようになったりしたため、口臭ケアでガムを噛んでいた人がグミに流れ、メーカーもガムからグミへ移行するなど変化がありました。

山崎:確かに圧倒的にガムを噛まなくなったなぁ。今、「グミニケーション」という言葉を聞きますがこれはなんですか。

あいうえお:私たちが名付けたものですが、どんなグミが好きなのか話したり、シェアしたり、グミを通したコミュニケーションが生まれることをいいます。

山崎:グミは噛んでみないと、触感や味がわからないので、それをシェアするのはいいですね!では、あいうえおさんの、おすすめのグミを紹介いただきます。

おすすめのグミ3選

酸っぱいグミ編「リセットレモングミ」(UHA味覚糖)

写真提供:あいうえおさん


あいうえお:グミの酸っぱい要素は、グミ自体が酸っぱいのか、パウダーが酸っぱいのか、のどちらかです。こちらは、グミ自体がすごく酸っぱいんです。

山崎:初めて聞きました!どちらに売っているんですか。

あいうえお:スーパーとかに売っています。

フルーツ感があるグミ編「ニッポンエール 静岡県産ルビーグレープフルーツ グミ」(全国農協食品)

写真提供:あいうえおさん


あいうえお:全農がやっているニッポンエールのシリーズです。日本全国の果物を加工していて、50種類くらい味があります。その中で、特に静岡のルビーグレープフルーツ味がお気に入りです。

鉄崎:全種類食べたの?

あいうえお:はい!食べました!ルビーグレープフルーツ味は、ほろ苦さのなかに甘みがある感じで、なかなかグミにはないタイプで新鮮です。

鉄崎:今日はスタジオに用意していただきました。

山崎:見た目はピンクぽいグレープフルーツで、下にパウダーが付いていますね。いただきまーす。

鉄崎・山崎:うんま〜い。

鉄崎:これはちっちゃいグレープフルーツやん。

山崎:果汁感がすごい。中は何が入っているのかな?ジュレかな?

あいうえお:ジュレが入ることで、濃厚な味わいになっています。

山崎:美味しいこれ〜!!爽やかさもありながら甘さもしっかりありますね。

鉄崎:これは他の味も食べ比べしてみたいなあ。

ハード系編「パンデミーナ」(カンロ)

写真提供:あいうえおさん


あいうえお:ネット上にはまな板より硬い」と書かれています。見た目がミニチュアのフランスパンみたいですが、外側がカリッ、中はモチッとしていて、本当にフランスパンを再現した食感になっています。

鉄崎:ではこちらもいただきまーす。見た目はフランスパンで味はコーラですね。グミはやわらかいイメージだったけど。これって、グミって言っていいの?

あいうえお:透き通っていないので「グミなのかな?」と思いますよね。

鉄崎:噛み切れん(笑)

山崎:硬い。今まで食べたグミの中で一番硬い。

鉄崎:雷おこしみたいに表面が硬いわけでなく、噛むときの弾力が強すぎるので、噛む力が養われますね。

あいうえお:顎にも良いと思います。

鉄崎:グミは、味だけでなく、いろいろな種類があるんですね。深いなあ。

山崎:あいうえおさんのSNSでは、新作グミの紹介やグミのアレンジレシピが載っています。ぜひみなさんチェックしてください。

鉄崎:最後にリスナーにメッセージをお願いします。

あいうえお:9月3日を「グミの日」とよんで、この日を盛り上げようと活動しています。日本グミ協会のツイッターでは定期的にグミ93個プレゼントする企画もやっているので、ぜひチェックしてください。

鉄崎:あいうえおさん、ありがとうございました。
今回、お話をうかがったのは……あいうえおさん
日本グミ協会会長にして国内最大のグミインフルエンサー。今までに食べたグミの数は2,000種類以上 。SNSでグミのレビューやグミを使ったレシピなど「グミ尽くし」な情報を発信。動画クリエイターとして活動するなかで “TikTokでひたすらグミを紹介する女性”として注目を浴び、SNS総フォロワー数は37万人を突破。世界一おもしろいお菓子屋さんを目指すアート・キャンディ・ショップ「パパブブレ」(PAPABUBBLE)とコラボしたオリジナルグミの販売なども手掛けている。

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