LIFEライフ

SBSテレビ 静岡発そこ知り

1804年創業、徳川慶喜も食べた!…かもしれない!? 元祖・安倍川餅の店「石部屋」

宮下草薙の二人は、江戸時代から続くといわれる元祖安倍川餅のお店「石部屋」へ。できたての安倍川餅を食べた二人の感想は?

徳川慶喜も食べたかもしれない「石部屋」の安倍川餅


安倍川餅といえば静岡みやげの定番ですが、できたての安倍川餅が食べられるのが、安倍川橋の手前にある「石部屋」です。

安倍川餅を作りながら話をしてくれたのは15代目・長田満さん。

安倍川餅は、きな粉のお餅に砂糖をかけたものという定義があるようです。

「石部屋」は文化元年(1804年)に創業したので、今年で219年! 江戸時代より東海道を旅する人の茶屋として愛されてきました。しかも15代将軍徳川慶喜とも関わりがあるんだとか?

長田さん:慶喜さんは明治の頃に自転車を乗っていたから、この辺りを回っていたかもしれません。だからうちに来たことがあったかもしれないですね。

これには宮下さんも草薙さんもびっくり!

できたての安倍川餅、そのお味は?


目の前に運ばれてきたのは、できたての安倍川餅。

宮下さん:きな粉と砂糖がたくさん付いているけど、噛んでいるとお餅の味がしてくる。その餅米の味がおいしいんだよね。

もう1つの名物が、有東木のわさびと醤油でいただく「からみ餅」。

草薙さん:お餅の甘さとわさびの辛さがすごく合う!

壁には数々の著名人が来店した歴史が!


お店の壁には、これまで来店した著名人たちのサインがずらり。いかりや長介さん、志村けんさん、谷啓さん、長嶋茂雄さんのサインもありました。

これほど多くの人に愛されてきた理由は何でしょうか?

宮下さん:あえて変えずに続けていくというすごさだよね。

長田さん:日本人のハートには『お餅』という食べ物が残っているんだよね。だから今でも食べるとおいしいと感じるんじゃないかな。

200年以上も歴代の著名人に愛されてきたという安倍川餅。東海道を旅した当時の人々に想いを馳せながら、できたての安倍川餅を食べてみてはいかがでしょうか。

<DATA>
■石部屋
住所:静岡市葵区弥勒2-5-24
電話:054-252-5698
定休日:木曜日(祝日の場合は前日)

SBSテレビ「静岡発そこ知り」(水曜よる7:00)は1980年代にスタート。静岡県民のみなさんとともに歩んできた情報番組です。地元で、全国で、世界で頑張る静岡人に注目し、番組の原点である「静岡の”そこ”が知りたい!」に迫っていきます。番組公式サイトはこちら!

あなたにおすすめの記事

RANKING