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SBSテレビ 静岡発そこ知り

久保田利伸も絶賛!地元市民に愛され続ける名食堂『蒲原館』/静岡市

記者歴5年の伊豆川記者が教える!“記者メシ”

今回の静岡発 そこ知りテーマは『記者が知ってるウマい店』。県内で起きたさまざまなニュースを報道すべく、各地の現場を走り回る報道記者たち。そんな忙しい記者がおすすめする“記者メシ”とは?トータルテンボスのお二人と一緒に、地元市民に愛される名店を紹介します。

地元のスーパースター・久保田利伸さんも愛した食堂


蒲原駅に降り立ったトータルテンボスの大村さんと藤田さん。

そこで待っていたのは、見るからにスポーツをやっていたという体格の伊豆川洋輔記者。社会部記者として県内で起きた事件や事故を中心に取材をしている伊豆川記者ですが、実は高校時代に静岡聖光学院ラグビー部で花園に出場した経験もあるんです。

蒲原で生まれ育った伊豆川記者がおすすめするお店はJR蒲原駅のすぐ目の前。

店を始めてまもなく70年という、老舗の食堂「蒲原館」です。

ここは蒲原が生んだスーパースター・久保田利伸さんも愛した駅前食堂。実は伊豆川さんのご両親と久保田さんは同級生なんだとか。

伊豆川家3代で愛した地元自慢のラーメン


蒲原館の記者メシは、昔ながらのラーメン「蒲原館ラーメン」700円(税込)。

伊豆川記者のおじいさんやお父さん、そして伊豆川記者も小さい頃から通っているお店です。

藤田さん:うわ〜、ながら!昔ながらの懐かしい味!

大村さん:昔ながらだけど、クセになる味だね。めちゃくちゃうまい。

店主の杉山さんによると、スープには鶏ガラとげんこつ、そしてアジの煮干しを使っているとのこと。アジの煮干しで出汁をとると、香りがよくすっきりとした甘みが出るそうです。

懐かしさを感じる細ちぢれ麺との相性もバッチリ。久保田利伸さんが「日本一おいしいラーメン」と称えるほどのラーメンなんです。

閉店の危機を救ったのは、お店を愛する地元の会社


伊豆川記者が幼い頃から通っていた蒲原館ですが、二代目店主の望月昇さんが体力の衰えや後継者がいないことを理由に、おととし閉店を決意したことがありました。

そんな時、同じく幼い頃から通っていた蒲原の会社の社長が継ぐことを決意。そこで杉山さんに声がかかり、社長の情熱を感じて引き継ぐことを決めたそうです。

杉山さんは望月さんからレシピを教わり、閉店から2か月後の2022年2月にお店を再オープンさせました。

杉山さん:再オープンさせてから、改めて蒲原館はみんなに愛されているお店なんだと実感しました。

お得なサイドメニューも7月からスタート!


復活した蒲原館では、7月からサイドメニューも始まりました。ラーメンにも合うミニサイズのチャーハン、20種類のスパイスを合わせたカレー、さらに清水の八洲水産から仕入れた天然マグロの漬け丼です。

蒲原館カレーは杉山さんのオリジナルメニュー。カレーの中にも引き継いだスープが入っているから、コクが違うといいます。

チャーハンは本格中華料理店のパラパラ感で、藤田さんも絶賛のおいしさです。

さらに9月からは特製の手作り餃子も発売開始しました。こちらも絶品です!

杉山さん:昔ながらの味を守りながら、さまざまなことに挑戦していきたいと思っています。

ここでラグビーの衣装に着替えた伊豆川さんから、試合前に対戦相手への敬意などを示す「ハカ」のエールが! 魂のこもった踊りを目の前で見て、三人も圧倒された様子です。

70年の歴史を守りながらも挑戦を続ける蒲原館、これからも応援し続けたいですね。

<DATA>
■蒲原館
住所:静岡市清水区蒲原堰沢433
営業時間:11:00〜15:00(金〜日曜日は7:00〜10:00で朝ラーも!)
定休日:無休

SBSテレビ「静岡発そこ知り」(水曜よる7:00)は1980年代にスタート。静岡県民のみなさんとともに歩んできた情報番組です。地元で、全国で、世界で頑張る静岡人に注目し、番組の原点である「静岡の”そこ”が知りたい!」に迫っていきます。番組公式サイトはこちら!

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