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ジュビロ磐田に新加入のMF平川怜「このクラブで自分の価値を上げたい」昨季J2 ベストイレブンの実力者が見せた素顔!

SBSラジオの静岡サッカー熱血応援番組「ヒデとキトーのFooTALK!」のジュビロ磐田開幕直前スペシャル!今回はジュビロ磐田の新加入MF、平川怜選手をお招きし、オンラインで話を聞きました。聞き手はパーソナリティのペナルティ・ヒデさんと鬼頭里枝さん。

鬼頭:まずは平川選手のプロフィールから。東京都出身の23歳。FC東京の育成チームから2017年にトップチーム昇格。鹿児島ユナイテッドFC、松本山雅でもプレー。2022年にロアッソ熊本に移籍すると、昨シーズンはキャプテンとしてチームを率い、J2ベストイレブンにも選ばれました。

ヒデ:今回ジュビロに決めた理由は?

平川:ジュビロのサッカーのスタイルやクラブの大きさなどを考えた時に、自分がここで活躍できたら選手としての価値が上がるなと思ったので、決めました。

ヒデ:チームの印象はいかがですか。

平川:能力の高い選手が多くて、練習もハードにやっているので、かなり充実した時間を過ごせています。

鬼頭:鹿児島キャンプはどうでしたか。

平川:九州には慣れていたんですが、トレーニングが思ったよりきつかったです。

ヒデ:特に何がきつかったですか。

平川:対人メニューとか、長い距離を走ったり、練習の中ですごい強度を求められたりするのでかなりきつかったですね。

ヒデ:手応えはいかがでしたか。

平川:やっぱり熊本のサッカーとは全く違うので、新しく自分のプレーの幅が広がる感じがして成長できそうな感じです。

ヒデ:昨シーズン、熊本の一員として磐田のここが嫌だなとか、この選手は嫌だなと思ったことは。

鹿児島キャンプで軽快なプレーを見せるリカルドグラッサ選手(左)


平川:リカルドグラッサ選手はすごく能力が高いなと、あらためて一緒にプレーしても思いますね。

ヒデ:ほかに嫌だなという方はいましたか。

平川:やっぱり山田大記選手とかは嫌なポジションに立ってきたり、自分たちがプレスをかけたところの間で受けたりとかありましたね。

鬼頭:キャンプ最終日に清水エスパルスとの試合がありました。3本目と4本目で平川選手が見事に2点取りました。

平川:キャンプでなかなか結果を残せてなかったですが、最終日にしっかりと結果を残せました。これからまた競争もあると思いますが、開幕に向けて良い準備をしていきたいなと思っています。

「川島永嗣選手は怖い?」

ヒデ:リスナーから。「川島永嗣選手は怖いですか。怖い顔しか見たことがないです」。そんなことない!やっぱりトレーニングから真摯に向き合う人ですから。あらためて印象はいかがですか。

平川:人間性が素晴らしすぎて、若い選手にも壁を作らないでフレンドリーに話してくれますし、こういう選手が代表にずっと入れるんだなと思いましたね。

川島永嗣選手


鬼頭:リスナーから。「プロになるために、平川選手が一番努力したことは何ですか」

平川:簡単な基礎練習とかを意識してやっていたことですね。

ヒデ:リスナーから。「熊本から磐田に移籍して驚いたことはありますか」。先ほども練習がハードだったというお話がありましたけど、それ以外はどうですか。

平川:環境面が熊本より遥かに上で、クラブハウスとか練習場とか。食事も出ますし、サッカー以外のところでストレスがないことですね。

鬼頭:「リフレッシュ方法を教えてください」

平川:おいしいご飯を食べるのが好きなので、いろんなお店に行ってご飯を食べることですね。

どっちがご馳走するの?芸人ルールとの違い

ヒデ:「食事に一緒に行く選手はいますか」

平川:先輩も後輩もいろんな選手と行きましたが、鈴木海音とも行きましたね。

鬼頭:その時はどちらがご馳走するんですか?年齢的に言えば平川さんが先輩ですが、チームに入ったのは平川さんの方が後ですよね。

ヒデ:芸人ルールで言えば、1日でも早く入った方が払うんですけどね。

平川:サッカー界では年齢ですね。

鹿児島キャンプでリラックスした表情を見せる平川選手(中央)


鬼頭:ということは平川選手が払わなきゃいけないですね。

ヒデ:でも、うちの相方は「品川庄司はもはや先輩だ」と言って庄司に奢ってもらっているらしいですよ。

平川:それはありなんですかね。

ヒデ:なしです。吉本の110年の歴史を壊したのはあいつだけです。

J1で静岡ダービーをやりたい

ヒデ:清水エスパルスが永遠のライバルというのはご存知だと思います。清水エスパルスの印象をあらためてお聞きしたいです。

平川:清水エスパルスは去年試合に行った時に、町全体でエスパルスを応援しているなと思いました。バスで通った時はすごいなと思って、「サッカーが根付いている」という感じがしましたね。

ヒデ:これは正直、ダービーが楽しみですよね。

平川:もちろんです。

ヒデ:一番しびれるもんね。そこを楽しみにしている以上は、清水にもJ1に上がってほしいと思うんですが、どうですか?

平川:やっぱりJ1の舞台で戦えた方が盛り上がると思うので、そういう舞台で試合がしたいです。

チャントはおまかせで

鬼頭:リスナーから。「自分のチャントを作ってもらえるとしたら、原曲は何がいいですか。ちなみに去年の松原后選手は『ワタリドリ』がいいとご自分で伝えて、選手の希望に沿ったチャントが出来上がりましたよ。ぜひこの際、ラジオで言ってください」と。

平川:何でもいいですけど、熊本の時も「何でもいい」と言ったら「威風堂々」に。

ヒデ:「威風堂々」、いいじゃないですか。ちょっと重い感じですか?

平川:最初はそう思っていたんですが、慣れてきたらやっぱりしっくりくるものです。

大久保グラウンドでの平川選手


ヒデ:誰が考えるか分からないですけど、サポーターの代表や、平川選手のことを一番応援している人が作るべきですよね。

鬼頭:平川さん、サポーターにおまかせでいいですか。

平川:はい、おまかせで。

「スマブラ」が強い選手は…

鬼頭:こちらのリスナーさんは「今シーズンのゴール数とアシスト数の目標を教えてください」

平川:やっぱりゴールは去年以上に取りたいので、2桁取れたら最高です。

ヒデ:「選手の裏話があれば教えてください」。これは特に、キャンプとかでは一緒にいる時間が長いでしょうから。

平川:キャンプ中、僕はゲームをよくやっていたんですが、森岡陸選手もめちゃくちゃ使っていますね。

ヒデ:何のゲームですか。

平川:「スマブラ」って分かりますか。

ヒデ:「スマッシュブラザーズ」でしょ?

平川:はい。1人だけちょっとレベルが違いました。

ヒデ:あれはめちゃくちゃ難しいからね。子供と勝負するけど絶対勝てない。

ヤマハスタジアムの印象は

鬼頭:こちらのリスナーさんは「昨年対戦していてジュビロの怖い点、ウィークポイント、チームとして感じたことを教えてください」って書いてありますね。

平川:強みは、全員がハードワークできることです。1人に頼るチームじゃないので、みんなチームの決まり事をしっかり守って、プレーできていると思います。

鬼頭:昨シーズン、横内昭展監督の言葉や、選手たちへの心の動かし方も話題になりました。横内監督のすごさを感じることは?。

平川:やっぱりコミュニケーションをしっかり取ってくれます。でも、いろんなことを言い過ぎないで、選手たちに考えさせるような監督だと思うので、自主性が試されているような感じはありますね。

鬼頭:「U-18の時にクラブユースで、ヤマハスタジアムで優勝したのを覚えていますか」という質問も。

平川:覚えています。

鬼頭:ヤマハスタジアムはどう感じますか。近いですよね。

平川:ピッチと近いので、すごくいい雰囲気ですね。

ヒデ:本当に背中を押されるというか、力になるスタジアムですからね。多分今まで以上にパフォーマンスが発揮されるでしょう。

マクドナルドで好きなのは…

ヒデ:最後に、しょうもないメールをリスナーからいただきました。「マクドナルドの好きなハンバーガーは何ですか」

平川:ハンバーガーを頼むとしたら、シンプルなハンバーガーを頼みます。

ヒデ:ピクルスは抜きますか。

平川:ピクルスは抜きます。

ヒデ:可愛らしい。がっつりはいかないんですか、ビッグマックとか。

平川:ビッグマックとか、ちょっとマヨネーズ系が僕はそんなに好きじゃないんです。ハンバーガーとかはソースが入っていないものを選びます。

ヒデ:ちなみに好きな食べ物は何ですか。

平川:しゃぶしゃぶが結構好きですね。

ヒデ:僕、10年間しゃぶしゃぶのお店をやっていた。閉めなきゃよかった。

鬼頭:また開いてあげてください。さあ、ということでお時間です。

ヒデ:J2のベストイレブンに輝いた選手が来たから、これは皆さんの期待度も高い。最後にサポーターに熱いメッセージをお願いします。

平川:開幕に向けて、これからもっともっと良い準備をして、皆さんの期待に応えられるようなプレーをできるように頑張りたいと思います。
シズサカ シズサカ

サッカー大好き芸人、ペナルティ・ヒデと、サッカー中継のリポーターとしても活躍する鬼頭里枝の2人がお送りする番組。Jリーグから海外サッカー、ユース世代、障がい者サッカーなど幅広くスポットを当て、サッカーを通して静岡を盛り上げます。目指すは「サッカー王国静岡の復権」です!

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