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ジュビロ磐田のDF鈴木海音「人生をかけて、絶対パリ五輪に出る!」 レギュラー争いへの決意表明

SBSラジオの静岡サッカー熱血応援番組「ヒデとキトーのFooTALK!」のジュビロ磐田開幕直前スペシャル!今回はジュビロ磐田の鈴木海音選手をお招きし、オンラインで話を聞きました。聞き手はパーソナリティのペナルティ・ヒデさんと鬼頭里枝さん。

ヒデ:海音選手、今どちらですか。

鈴木:今は浜松の実家にいます。普段は一人暮らしをしてるんですが、今日はちょっと実家で夜ご飯を食べようと思って帰ってきました。

ヒデ:鹿児島キャンプはどうでしたか。

鈴木:ハードな練習が続いて、試合も4試合ありました。チームとして新加入の選手も多く入ったので、特に守備のことを重点的にやりました。

ヒデ:守備について監督からはどのような指示があったんでしょう?

鈴木:相手の攻撃のクオリティももちろんJ2より上がるので、クロスのマークの受け渡しやラインコントロールの部分はミーティングから細かく言われました。僕個人としてもそうですけど、チームとして「こういう時はこうしよう」というのが明確になったと思います。

松原選手と毎日温泉に

鬼頭:今シーズン15人の新しい選手が入ってきました。

ヒデ:クラスメートで考えたら、コミュニケーションをどうやって取るんだろうって。どんな感じですか。

鈴木:僕もこんなに多く入れ替わるのは初めてかも。僕は積極的にコミュニケーションを取りたかったので、自分からたくさん話しかけに行きました。

ヒデ:例えばどんな感じで、どの選手に?

鈴木:あまりサッカーの話はしないので、その選手が元々いたチームの話などからまず入って、そこからお互いコミュニケーションを取れるかなみたいな感じで。

鬼頭:キャンプだと、ホテルで食事を食べたり温泉に入ったり?

鈴木:松原后選手と温泉は毎日一緒に行きました。温泉に行ったら大体みんないるので、そこで結構みんな集まってました。

鬼頭:元日本代表GKの川島永嗣選手も来ました。

鈴木:川島選手はやっぱりチームの雰囲気をすごく明るくしてくれてます。最年長ですが、本当に声をいっぱい出してくれて。

僕も練習中は声を出してる方だと思っていて、川島選手に負けないように頑張ってますけど、まだまだ足りないなと思っています。

ヒデ:川島選手がインタビューを受けてるのを見ました。ハツラツとしてるし、1年生ですよっていうのをちゃんとアピールしつつ、皆さんをつないでいこうと。やっぱりベテランの存在って大きいですね。

ペイショット選手インタビュー

鬼頭:鹿児島キャンプで期待の新加入ストライカーのマテウス・ペイショット選手のインタビューを録ってきましたので、鈴木選手と一緒にお聞きください。

<ペイショット選手との一問一答>
ーマテウスさんと、ペイショットさん。どちらで呼んだ方がいいんですかね。
どちらでもいいです。ペイショットって呼ぶ人の方が多いですが、マテウスが良ければマテウスでも。

ーじゃあ「ぺイちゃん」で。鹿児島では何か美味しいものを食べたり、温泉に入ったりしましたか。
食事は日本食が大好きなので、ほとんど美味しいと言われているものは少しずつ食べました。鹿児島の料理も堪能しています。それから、今泊まっているホテルの上にある温泉に毎日のように行って、疲れた体を癒しています。

特に温泉では、熱い温泉に入って冷たい水に入る交代浴をやったり、サウナに入ったりして練習の疲れをとっています。

ージュビロでどんなプレーを見せたいですか。
自分はフォワードなので、ゴールを決めるのが自分の仕事だと思っていますし、自分でもそれができる選手だと思っています。

それだけじゃなくて、自分はチームプレーをするのが特徴です。特に下がってきてボールを受けたり、ボールをキープしたり。1タッチ2タッチでパスを回していく。そういうところに貢献できるのが特徴だと思っています。

「初のJ1、すごく楽しみ」

ヒデ:実際にペイショット選手の印象はどうですか。

鈴木:体格も大きくてボールが収まりますし、クロスの入り方も上手いので、そこから結構点も取れるのではと思っています。

鬼頭:チームの中のレギュラー争いは熾烈になりそうですよね。

鈴木:そうですね。新しい特徴を持った選手がたくさん来たので、すごくサポーターの皆さんも楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。

鬼頭:鈴木選手は浜松市出身の21歳。ジュビロ磐田のU-18からトップチームに昇格して、2022年は栃木でプレーしました。今シーズン、海音選手にとっても初めてのJ1ということになりますよね。どんな気持ちですか。

鈴木:J1でプレーしたい気持ちもすごくありましたけど、前までの自分だったら、J1の舞台で活躍できるかと言われたら…。自分自身としてはもう少し成長しないとダメだなと思って栃木FCに身を置いたりしていました。

今年はもうJ1の舞台で戦えるという自信もありますし、今はすごく楽しみな気持ちでいっぱいです。

ヒデ:栃木のサポーターも、自分のチームにいた選手が活躍してくれたら嬉しいでしょうしね。

リスナーから質問

ヒデ:リスナーから。「きついシーズンを乗り越えるための秘訣とかありますか。リフレッシュ方法も教えてください」

鈴木:僕はサウナに最近ずっとハマっていて、去年も古川陽介選手らと毎週行っていました。サウナでリフレッシュできています。僕めっちゃ汗っかきなので、7分ぐらいで汗ダラダラになります。

鬼頭:リスナーから。「今シーズン『ここを一番見てほしい』というところを聞かせてください」

鈴木:僕の特徴はインターセプトで、前に潰しに行くというのが特徴です。そこから攻撃参加する姿も見てもらいたいです。

ヒデ:今シーズンの目標達成のために、ご自身でレベルアップするために、今後やるべきことはなんですか。

鈴木海人選手


鈴木:センターバックとして競り合いではね返す力や、最後ゴールをやらせないために体を張るというところは、もっと成長しないといけないと思っています。そんな簡単に成長できることじゃないと思うので、毎日積み重ねていきたいと思います。

ヒデ:アジアカップをご覧になったと思います。屈強な中東の選手たちとマッチアップした時とかに、クロスボールに対する弱さが露呈されたというのが結構記事になっていました。海音選手的にはどのように思いましたか。

鈴木:あれだけ海外でも活躍しているセンターバック2人ですし、キーパーの鈴木彩艶選手は、中学生の頃から一緒にやっていて、身近ですごさを感じてきた選手。そういった選手たちでもああいう試合でやられてしまう。

あれだけハイレベルでやっていても、1本2本でやられてしまうというのが国際大会の怖さ。だから自分自身も、もっと頑張らなきゃいけないなと思いました。

「攻めたいしか思ってない」

鬼頭:個人的な目標は?また、サッカーを始めて目標にしていた選手はいますか。

鈴木:僕は順位というよりは、毎試合出るというのを目標にします。その中で夏のパリオリンピックには絶対出たいので、人生かけて後悔しないように、今年1年過ごしたいと思います。

憧れの選手は、小さい頃は結構前線をやっていたので、マンチェスター・ユナイテッドにいた頃のロビン・ファン・ペルシ選手が大好きでした。

ヒデ:僕もディフェンスの経験がありますが、やっぱり攻めたいってときありますか。

鈴木:そうですね。攻めたいしか思ってないです。

鬼頭:代表に選ばれるために何か意識していきたいことは。

鈴木:代表に選ばれるためには、やっぱり自チームで結果を残していないとそこの土台にも乗れないと思うので、まずはジュビロで活躍することしか考えていないです。今年1年、毎日そういう意識でやっていきたいと思います。

平川怜選手と仲良し?

ヒデ:リスナーから。「平川怜選手は歳も近いし、とても仲良さそうなところを見かけました。どのくらい仲良くなれましたか」

鈴木:平川選手とは、毎日練習が終わった後にジョギングを20分ぐらい一緒にしています。僕は最初乗り気じゃなかったんですが、怜くんが無理やり誘ってきたので、しょうがなく付き合っています。大事なことなので、僕も今は積極的に一緒にやってます。

平川怜選手(左から2人目)


鬼頭:海音さんからご覧になって、平川さんのいいところは?

鈴木:すごく雰囲気がほんわかしています。顔はちょっとヒゲが生えていて、あまり若いイメージはないんですが、しゃべってみたらすごくほんわかしてて。

鬼頭:リスナーから。「浜松のおすすめの場所を教えてください」

ヒデ:浜松のオススメのお店とか。餃子だったら嬉しいな。

鈴木:餃子だったら「かどや」というお店。僕も最近ちょっと行けていないですが。

ヒデ:好きなサッカー漫画を教えてください。

鈴木:今でいうと『アオアシ』とか読んでます。本も漫画もサッカーばかりです。

鬼頭:最後にメッセージをお願いします。

鈴木:今シーズンも厳しい戦いが待ってると思います。やっぱりスタジアムで聞くサポーターの方の声がすごく選手の力になるので、今シーズンも応援よろしくお願いします。
シズサカ シズサカ

サッカー大好き芸人、ペナルティ・ヒデと、サッカー中継のリポーターとしても活躍する鬼頭里枝の2人がお送りする番組。Jリーグから海外サッカー、ユース世代、障がい者サッカーなど幅広くスポットを当て、サッカーを通して静岡を盛り上げます。目指すは「サッカー王国静岡の復権」です!

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