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静岡新聞生活報道部

冬場でも放流魚釣りを楽しめる!愛好者やファミリーに人気の管理釣り場をご紹介!

釣り人にとって冬場は狙える魚種が限られ、我慢の季節と言ってもよいかもしれません。そんな時でも、手軽に大物釣りなどに挑戦できるのが池や川などに魚を放流している管理釣り場です。2月21日付の静岡新聞「しずおかアウトドアファン」は県内の施設を訪ね、管理釣り場でニジマスなどを釣る「エリアトラウト」を中心に魅力を紹介しました。

浜名湖フィッシングリゾート(浜松市中央区)


浜松市中央区雄踏町の浜名湖沿岸部にある「浜名湖フィッシングリゾート」は、約3万3000平方メートルの広大な敷地に大小のポンド(池)が造られ、ニジマスなどのトラウトやブラックバスが放流されています。体長50センチ超の大物のトラウトを狙えるポンドがある管理釣り場は珍しく、県西部だけでなく愛知県などからも客が訪れます。

よく用いられるのは「スプーン」と呼ばれるタイプのルアー。自然の渓流に比べ、管理釣り場はさまざまな釣り方を工夫でき、上達を実感しやすいそうです。ビニールハウス棟でのイズミダイ(テラピア)の餌釣りは家族連れに人気。夏には南米アマゾンに生息する大型魚のコロソマ釣りもできます。

すそのフィッシングパーク(裾野市)


続いて訪ねたのは、内陸部にある「すそのフィッシングパーク」(裾野市富沢)。山林を開拓した敷地に透明度の異なるポンドや渓流のエリアがあります。自営養魚場で育てた生きのよいトラウトを放流しているのが自慢でルアー、フライ、餌の3つの釣り方を堪能できます。東名高速道や新東名高速道からのアクセスがよく、首都圏からの来場が多いそう。釣れるルアーの色や形、魚がいる水深は天候や気温によって変化します。試行錯誤して〝当たり〟を探っていくゲーム性の高さもエリアトラウトの醍醐味(だいごみ)だそうです。

県内各地に施設


トラウト釣りを楽しめる管理釣り場はこのほか、御殿場、富士宮、伊豆、焼津市にもあります。タックルやリール、ルアーなどはレンタルできる施設が多いです。釣り方や釣った魚の扱いに関するルール、営業時間は施設ごとに異なるので、事前によく確認してください。

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