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静岡新聞教育文化部

【nohoさんの「となりの妖怪さん 外伝 上」】カラス天狗の名前の由来は

静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。今回は、4月6日から各種配信サービスなどで始まったアニメ「となりの妖怪さん」の「外伝」(イースト・プレス)の上巻(2023年)。作者は磐田市出身のイラストレーター・漫画家のnohoさん。下巻は未発売。

「となりの妖怪さん」本編のスピンオフ、前日譚を中心に全10編。本編ではTシャツ姿のカラス天狗・次郎坊の、太平洋戦争期とおぼしき時代のエピソードも。かけがえのない人々に囲まれて過ごす日々のいとおしさが本編同様、胸に迫る。車のつくも神「ワーゲンさん」と猫又の「ぶちお」が、小國ことまち横丁の案内看板前で四連の団子をほおばるシーンが印象的。やはり舞台は森町なのか。となれば次郎坊の名は、遠州名産の柿からか。(は)

静岡県内の音楽、美術、文学、演劇、パフォーミングアーツなど、さまざまな表現活動を追いかけます。教育分野の動きもフォロー。最新情報は公式X(旧Twitter)で。

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