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静岡新聞運動部

清水エスパルスの北川航也、絶好調の要因は!? 栃木戦で2018年以来の4戦連発なるか!

J2清水の北川が食生活改善


前節岡山戦で3戦連発となる今季6点目を挙げた清水エスパルスの北川航也選手。次節栃木戦で4戦連発となれば2018年以来です。それでも「好調と言われているが、やることは変わらない」とぶれずにチームの勝利に貢献するプレーを誓います。

一問一答

―好調を維持している。
好調と言われているが、やることは変わらない。やらなければいけないことも変わらない。前節は自分が点をとって勝ったが、しっかりトレーニングしないといけないという気持ちでピッチにいる。全員がその気持ちを持っている。勝ったからこそ、フレッシュな気持ちでできている。

―岡山戦の得点はカルリーニョス選手との連係からだった。
2トップになってお互いを見ながら近い距離でプレーできている。監督から2人でディフェンスラインを壊すように言われていて、それを体現できた。特にGKの動きは見ていなかったが自信はあり、シュートを強気で蹴り込めた。

―直前にカルリーニョス選手がPKを止められていた。
カルはチームのために献身的にやってくれている。攻守において走ってくれているのは誰もが見て分かる。だから絶対に決めてアシストを付けてあげないといけなかった。得点に関わることが増えればどんどんのってくると思う。

―コンディションがいいように見える。
少なからずスタートから出ているというところは信頼されているかと。得点だけではなくて、チームがボールを前進させるために何ができるかというのを考えながらプレーしている。

守備のスイッチもそうで、90分の中でやらなければならないことがたくさんある。結果が出ているからこそ、自分の中でも整理できている。ボールを大事にすることはもちろん、相手の自陣深く入ってえぐるのも必要だし、全部できるわけではないが、やれることが増えてきているのは自分の成長を一番感じられる。

―肉から魚中心の食生活に変えた。
魚の方が油が良質。お肉が大好きで、炭水化物も多く食べられるので、自然とそっちを主にしていた。1週間のうちに肉を1、2回に変える生活を始めた。つながっているのか分からないが、体は軽いと思う。

魚だけで補えない栄養素もあるので、そこは妻や栄養士さんのサポートもあってとれている。焼き魚や、試合前は生ものは控えるが刺身も食べる。レストランに行っても、選べるのであれば魚を選ぶ。徹底しているところが結果に結びついているのかなと。お肉も食べたいですけど結果を出すためには継続したい。

―体重や体のきれの変化は。
体重はほとんど変わっていない。お肉を食べた次の日が消化し切れていなくて結構体が重くなっていたので、その変動は減って一定のキープができている。結果、自分の体の軽さやきれの良さもそうで、感覚的にスピード感やボールタッチのフィーリングはヨーロッパから帰ってきて今が一番いい。

―岡山戦では同じキャプテンマークをかつて巻いた竹内涼選手も途中出場した。
違和感ありますよね。自分の1年目からお世話になったし、ヨーロッパから帰国しても家族ぐるみで会うくらい良くしてもらったので不思議な感覚だった。自分たちも負けられないし、ライバルであり続けたい。

―今後の連戦に向けて。
昨シーズンは下位相手に勝ち点を積み上げられないというところがあった。どんな相手でもやることは変わらない。結果に結びつけたい。ゴールデンウイークで子どもたちも多く来てくれると思う。サポーターたちのためにも勝ちたい。
シズサカ シズサカ

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