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サッカーの静岡県高校総体がいよいよ開幕!本命は連覇を狙う静岡学園、対抗馬は藤枝東か

>>>サッカー静岡県高校総体、注目の選手たち【前編】FW大木悠羽(静岡学園)、MFキング栄志(藤枝明誠)、MF野沢康佑(浜名)
>>>サッカー静岡県高校総体、注目の選手たち【後編】FW湯山大輔(藤枝東)、MF西田堅翔(東海大翔洋)、MF伊藤隼麿(富士市立)


サッカーの静岡県高校総体が11日開幕する。連覇を狙う静岡学園の調子がいまひとつ上がらず、大会は混戦模様。どこが勝ってもおかしくない戦いを展望する。
県高校新人戦の覇者で大会連覇を狙う静岡学園は、相手が難敵ばかりとはいえプレミアリーグで5戦全敗と結果が出ていない。核となる選手をまだ見極めている状況で、例年に比べてチーム作りは遅れている。優勝候補の筆頭ではあるが、頂点までたどり着くのは簡単ではなさそうだ。

対抗馬は藤枝東か。プリンスリーグ東海では富士市立に5−1、浜松開誠館に3−2、浜名に2−1で競り勝ち、首位を走る。エース湯山大輔が5戦11得点と好調なのも心強い。学校創立100周年を迎え、6年ぶりの全国行きに向けて士気が上がる。

(左上から時計回りに)静岡学園、藤枝東、藤枝明誠、浜名


プリンスリーグで4勝1分け無敗の2位につける藤枝明誠も頂点を狙える戦力が整う。県選抜MFのキング栄志ら技術の高い選手が中盤にそろい、攻守にそつがない。

藤枝明誠と同じブロックに入った新人戦準優勝の浜名は、司令塔の野沢康佑を中心としたパスサッカーに注目だ。近年は安定して県大会上位に食い込んでおり、「古豪復活」を宣言する日も遠くはなさそう。優勝すれば全国行きは2006年度以来となる。

西部の雄、浜松開誠館はプリンスリーグで3連勝と波に乗ってきた。四日市中央工業、浜名、ジュビロ磐田ユースを連破して得た自信は大きいだろう。勝ち上がれば準決勝で静岡学園とぶつかることが予想される。

東海大翔洋(中部1位)、磐田東(西部1位)は台風の目になれるか

中部地区を圧倒的な強さで制した東海大翔洋


地区予選からの勝ち上がり組で下馬評が高いのは、中部を制した東海大翔洋。県Aリーグは現在3戦全勝で首位。地区予選も4試合で21得点1失点と圧倒的な強さを見せつけた。激戦ブロックに入ったが、台風の目となる可能性は十分にある。

西部1位の磐田東も県Aリーグ3戦全勝中。2回戦屈指の好カードとなった清水桜が丘(中部5位)との大一番を乗り越えることができれば、一気に勢いがつきそうだ。
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