トヨタ未来都市と連携 専従ポストを新設 裾野市方針

 裾野市は17日までに、トヨタ自動車が建設中の実証都市「ウーブン・シティ」と連動したまちづくりを推進する専従ポストを2022年度に新設する方針を固めた。トヨタとの連携を強化し、先端技術を活用した交通や医療・福祉などの地域課題解決につなげる。
 新設ポストは、ウーブン・シティ周辺整備推進監。トヨタから任期付きで採用している建設部付の菅原大志参事を充てるとみられる。22年度に新設する市長戦略部内に置き、自動運転車両や小型モビリティーを活用した新たな移動サービス、最新技術を生かしたヘルスケアの検討などのソフト事業を庁内横断的に統括する。
 市は22年度、ウーブン・シティ最寄り駅のJR岩波駅周辺のハード整備を加速させるため、建設部にウーブン・シティ周辺整備課を新設することも明らかにしている。

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