長田の桃、本格出荷へ JA静岡市が目ぞろえ会

 JA静岡市の長田桃生産委員会は27日、モモの出荷の本格化を前に目ぞろえ会を同市駿河区の同JA長田集出荷場で開いた。

モモの出荷基準を確認する地元生産者ら=静岡市駿河区
モモの出荷基準を確認する地元生産者ら=静岡市駿河区

 地元の生産者48人が参加した。長田地区のモモは、水はけが良く温暖な気候の土地で育てられ、みずみずしく柔らかい果肉が特徴。果実の表面の状態や色合い、病害などさまざまな出荷基準を確認した。
 今期の出荷は、ハウス栽培の果実が5月6日、露地栽培は23日に始まった。目標は出荷量50トン、売上高5千万円を目指している。7月上旬まで収穫を行う予定。同JAの担当者は「小ぶりのモモが多いが、質は良く量も確保できている」と本年産に期待を寄せた。
 

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