長泉の子育て楽しんで 転入者向けに母子バスツアー 7月第2弾はパパ

 長泉町は27日、町に転入して間もない親子(未就園児と母親)を対象に、町内の子育て関連施設を案内するバスツアーを初めて開いた。6組が参加し、地元の施設の特徴などを知った。

お絵かきなどで子どもが遊べる施設を見学する親子=長泉町のビュフェこども美術館
お絵かきなどで子どもが遊べる施設を見学する親子=長泉町のビュフェこども美術館

 町こども交流センターパルながいずみなどで子育てに関する相談対応を担う「子育てコンシェルジュ」の鈴木道子さんが案内した。
 公園や同センターをバスで巡った後、子どもが遊びながら美術を体感できる「ビュフェこども美術館」や駿河平自然公園を見学した。鈴木さんは「意外と知られていない施設もある。家族で利用しやすい施設を下見し、活用してほしい」と説明する。
 1年半前に転入し、3歳の長男とツアーに参加した鈴木華奈さん(29)は「今回初めてこども美術館を知った。息子が絵本を読むのが好きなのでまた利用したい」と話した。
 町は第2弾として、父親を対象にした保育園・こども園バスツアーを7月の土日に開催する予定。

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