SDGsゲームで理解 地方創生への活用考える 浜松市中区

 東京海上日動火災保険浜松支店(浜松市中区)と浜松いわた信用金庫(同区)はこのほど、SDGs(持続可能な開発目標)を地方創生に生かす方法を考える事業者向けのカードゲーム体験会を、同区の浜松アクトタワーで開いた。

カードゲームを体験する参加者=浜松市中区の浜松アクトタワー
カードゲームを体験する参加者=浜松市中区の浜松アクトタワー

 10社から14人が参加し、人口減少や山間地域の過疎化といった問題を抱えるまちで暮らす「行政職員」や「まち工場経営者」などの役割に分かれてゲームを進めた。参加者には資金や人材のほか、貧困、ジェンダー、気候変動などの目標に沿った企画のカードが配られた。各カードに示された地域活性化のための目標達成に向け、他の参加者と資金や人材の交換を繰り返して企画を実行していった。
 東京海上日動火災保険浜松支店の笹井広樹次長は、「どのようにSDGsを進めていくのか、各企業の方向性を示すきっかけになれば」と話した。

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