鮮やか、あじさい祭り 沼津・照江寺、高台などに数百株
沼津市江浦の照江寺で、境内のアジサイが咲き始めた。15日まで「あじさい祭り」として一般公開していて、青や紫の鮮やかな花が訪れた人たちを楽しませている。
本堂がある高台や階段脇の斜面に数百株が植えられている。橋本宗一住職(79)らが約50年前から挿し木を続けている。今年は例年より開花が1週間ほど遅れて、5月31日時点で三分咲き程度。6月中旬ごろまで楽しめる見込みという。
本堂ではロシアの軍事侵攻を受けるウクライナへの支援のため、お守りや手ぬぐいといったチャリティー商品を販売している。橋本住職は「何かしてあげたいという思いがあった。アジサイを通じて小さな力が集まれば」と話した。